明日のために「その0(ゼロ)」
はいさい!
連日の投稿、ペェペェはちべぇです。
ここ最近のお天気写真。
石垣島のとある無人のビーチから。
ここに来るまでは自分の力に合わせて無理はせず。
腕が動力だから、音はなし。
火を熾して、飯を作り、食べる。
これだけで最高です。
感謝。
さてさて、昨日ブログに書いた「大切なもの、全て」伝えると言っても、
どうしたものか思案しています。
丹下段平のように熱く本質を伝えられるでしょうか。
今までは、まずは思うように漕ぎまくれ、
そして自分の火の点いたことをすればよし。
それだけしか言ってこなかったのですから。
わたしも含め、人間は弱い。
欲望に負ける。
怠ける。
自由にやれ、だけじゃうまくいかないこともあります。
自分も周りの人のサポートがあって、
今までやってこれたように思います。
まずは…
明日のために「そのゼロ」 心得 からはじめようかと。
例えば、カヤックを始めたい、海をもっと知りたい。
そう思ったとき、何から始めるでしょうか。
多くの方は、普段、仕事をしていると思います。
専門書を読み漁るでしょうか。
少ない休みの日を使って、どこか気の合うお店を探して、
気に入ったフィールドに連れていってもらったり、
効率よく技術の習得をするのではないでしょうか。
これだけでも十分、海を楽しめます。
が、ここでは趣味の域を、もう一歩進めたい人の場合です。
あばよくば、自分一人で旅が出来たらいいなと考えていたり
人に喜んでもらったり、命を守ることまで知りたい人はどうしたらいいのでしょうか。
趣味として学ぶときのように、
本を読んだり、教えを乞う人が多いかもしれません。
それも一つの方法だと思いますが、
20年間、海に関わってきて思う一番難しいことは、ずばり。。。
本や、先生が教えてくれない状況に陥ったとき、どうするか??です。
こうした状況を対処することが最大の課題と言っても過言ではありません。
これは仕事でも同じなのかなと想像します(就職したことがないのであくまで想像ですが^^)
常に与えてもらい、教えてもらって上手くなった人。
常に自分で考えて、出来るようになっていく人。
どちらが必要とされることなのか。
もし技術を効率的に教えてもらい、
身体の作り方も言われたとおりにやって、
早く能力が向上すれば、
予想外のことが起きる機会は減っていくものです。
技術の高いことと、予期せぬ状況から打開策を見つけ出す能力は違います。
初心者のころほど、予期せぬことが起こりやすい(経験者にとっては、簡単なことでも)
このころから、考えてみる癖をつけること、が最初の心得。
ともすれば、楽な方、楽な方へ選択しがちです。
そこを自分で考えてみらた、まずわかります。
楽な方に動き続けて、それって楽しいのか?
海がわかるようになるのかな?
能力が高まることで見える世界があるとすれば、それでは近づいてきません。
ということで、ちゅらねしあにやってきた弟子?にまずやってもらっていたことは次のこと。
「一か月に600キロ漕いでみて」
本当に危ないことは伝えますが、多くは教えません。
自分の気づきの機会を失わせるからです。
600キロはただの目安ですが、本当にやろうと思ったら、やることが多い。
天気を予測していかなければ、大概、達成できません。
達成することを、目的としてしまえば、
静かな水たまりばかりで漕ぐという選択をする人もいるでしょう。
でも600キロも漕いでいると、それで良いのかな?と思えてくるものです。
俺は何のために、ひたすら海に出ているのか??
仕事の為なら、そんな大変なことはしなくても成り立ちます。
マニュアル化されたことだけ覚えていけばいいのですから。
疲れることもありません。
プロボクサー達は(唐突にボクサーなのは、自分が好きだかです 笑)
日中、仕事をしてから夜、トレーニングをしますよね。
それを考えたらな、、、といつも思うのです。
ということで、新しい弟子たちが来る前に、
3年間、楽な方へ楽な方へと向かって怠けた身体を真正面から把握し、
考える頭脳へと切り替えるため
初心者として一か月600キロはじめました(笑)
ガウンを着て葉巻を加えながらワインを飲むのは、まだ早いかな。
最低でも仕事が終わってから20キロ漕ぐ!とはったりをかましておきます。
昨日は真っ白な波立つ風速10メートルの海を3時間半、さかのぼり
(久々でマジきつかったです…)
2時間半で波乗りしながら下って34キロ。
途中、静かなマングローブでお茶を濁すように漕げば良かった
そんな思いが頭をよぎったのは隠せず。
本日、身体がバキバキです。
自分はどんな雲を見たか。
波をどう読んで漕いだか。
身体に起きた変化は何か。
いろんなことが楽しいかったです!!(強がりっ)
立つんだジョー
次回はあしたのために「その1」ジャブです。
はちべぇ