ライオネル・リッチーが脱退した後、リードシンガーにJ.D.ニコラスを迎えたコモドアーズが発表したアルバム
『Nightshift』(1985年)
この時期に20代だった男子、
白状しましょう。
このアルバム、ナンパに使いましたね?(笑)
存在感あった看板シンガーが抜けて、どうなるんだろうと思ってたら、ベスト盤を出したりして「死人商売かよ?(死んでませんが)」とか「ライオネル・リッチーの残りカス」とか言われながらようやく発表したのがこれ。
おそらく、この年に発売された中でも屈指のオシャレ音楽ですね。
マイケル・ジャクソンあたりの“ミーハー系”をクールに眺めてる(ように他人には見せたい)業界人はコモドアーズの「Animal Instinct」で踊ってましたし、
♪ Marvin, Marvin
♪ Jackie, Jackie
と歌われるタイトル曲は、前年に亡くなったマーヴィン・ゲイとジャッキー・ウィルソンへの追悼歌なんだよ、と聞かれてもないのに言い回って、遠い目でウソ泣きをしながらお姉ちゃんを口説いていました(私じゃないです・笑)
まぁ、とにかく、
このアルバムは良いです。
あの浮かれた時代の象徴。
悪口でも皮肉でもなくて、本当に良いですよ。