歌劇の殿堂。 | 5番の日記~日々好日編~

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宝塚大劇場の中に、「歌劇の殿堂」という展示室がありまして、宝塚歌劇団の発展に大きな貢献をした卒業生やスタッフを選定し、1人ずつブース別に写真、そしてゆかりの品が展示紹介されています。

雲井浪子、天津乙女など大正時代に活躍した歌劇団初期の人から、卒業後にも各方面で活躍している春日野八千代、扇千景、浜木綿子、有馬稲子、乙羽信子、越路吹雪、八千草薫、汀夏子、安奈淳、松あきら、鳳蘭.....

私自身が記憶にある人は、大地真央、麻美れいなど。

殿堂入りは約100人。そのうち女優が70人弱で、あとは演出家や脚本、衣装、美術などを手掛けた方々。
展示されているゆかりの品は、手紙であったり愛用の帽子であったり、あるいは台本であったり、「こんなものが残ってるなんて!」みたいな貴重なものも含め、様々です。



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片隅に「スターの歴史展」という30分程度に編集されたビデオを放映しているコーナーがありまして、8月22日までは「月組編」

改めて見てみますと、宝塚歌劇団の才能の宝庫ぶりには今さらながら感服します。
最近はトップスターになっても何か腰掛けみたいに短期間で卒業してしまいますが、殿堂入りしてる人たちはさすがに存在感が違います。
「凛とした」という言い方がピッタリ。

その意味では、90年代以降のトップスターで新たに殿堂入りしそうな人はちょっと思い当たりませんね。