都民じゃないから選挙権がない…
私は生暖かく見守るだけですが、参院選より断然面白いや、と笑ってる場合でもなくなって来ました。
『週刊センテンス・スプリング』が、都知事選に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏の“女子大生淫行”疑惑を掲載。
鳥越氏は事実無根だとしてこの週刊誌を公選法違反（選挙妨害）と名誉毀損で刑事告訴しました。
選挙の公示後の候補者は、この公選法で守られますから、この時期にこんな記事を掲載した理由がわかりません… 例え事実だとしても私が編集長なら今は掲載しません。
メンドくさい事になるので。
その鳥越氏ですが、実はちょっとマズい事をやらかしてます。
巣鴨での街頭演説に登場した“友人”の歌手・森進一が、聴衆からの「歌って～！」の声に応えて『襟裳岬』の１フレーズを歌うサービス。
…あまり気づいてる方はいないみたいですが、コレがアカンのです。
有名なプロ歌手がタダで歌うとなると、それは公選法の「公職の候補者等の寄付の禁止」に抵触します。
そして、候補者が当選を目的として有権者に利益を供与する事… 森進一の歌を聴かせてあげるから一票入れてね、なら、これも公選法で禁じられてる「買収」
公選法とは、かくもメンドくさいモンなんですよ。
ジャーナリストだった鳥越氏が知らないはずはない…
今回の都知事選、単なるネガキャン合戦と言うか、
ちょっとおかしいんじゃないでしょうかねえ。