今年はブルース・リーの生誕75年なんだそうで、限定750セットのフィギュアが売られてます。
79,800円…高い!
(生誕75年で限定750セットなら75,000円にすりゃいいのに)
まぁ、このブルース・リーほど短期間に人気が爆発した外国人は他にいないんじゃないでしょうか。
しかも、日本で映画が公開された時には既に謎の死を遂げていてこの世にいなかったというおまけ付き…
『ドラゴンへの道』(1972年 香港映画/原題:猛龍過江)
英題は「The Way of the Dragon」
ブルース・リー本人が監督、脚本も手がけた唯一の作品です。
舞台はイタリアのローマ。
この地で中華レストランを経営するお姉さん、ノラ・ミャオは、店の乗っ取りを目論む地元のヤクザに執拗な嫌がらせを受けていました。
いつしか客も怖がってこの店を避けるようになり、開店休業状態が続くある日、青年ブルース・リーがフラッと店にやって来ます。
そしてお約束の展開…
ノラ・ミャオに絡むヤクザたちをあっという間にカンフーで撃退するブルース・リー。
そしてヤクザ組織との全面対決!
これってあの西部劇の名作『シェーン』そのまんまなんですが、そこは香港映画、なぜか銃などの飛び道具は使わず、アメリカ人の空手の達人、チャック・ノリスが刺客として送り込まれて来ます。
そして有名なローマのコロッセオでの一騎討ち。
この格闘シーン、現地ロケでなくスタジオのセットで撮影が行われたそうで、背景は合成。
実生活でもチャック・ノリスはブルース・リーの弟子だったとか。
この映画は他のリー主演作品に比べ、ストーリーは非常に単純で、『燃えよドラコン』のような哲学もありませんが、カンフーアクションとしては一番楽しめるかも。
あ、ちなみに…
ノラ・ミャオというお姉さん、昔はすごく好きだったんですよ。
あの性格キツそ~な顔が。