ティラノサウルス・レックス/ジュラシック・ワールド(2015ハズブロ)
今回紹介するのは2015年8月5日(アメリカでは6月12日)に14年ぶりの続編として公開された映画『ジュラシック・ワールド(JURASSIC WORLD)』(以下JW)を元にハズブロから発売された
『ストンプ&ストライク ティラノサウルス・レックス(STOMP & STRIKE TYRANNOSAURUS REX』(以下T-REX)。
インドミナス・レックスと並ぶJWシリーズ最大の商品です。
商品はオープンパッケージで大きさはH25.5×W43.5×D11.5cm。インドミナス・レックスが左向きだったのに対し、こちらは右向きのため形状はやや異なりますが同じ大きさです。
JWトイは国内ではトイザらス限定で一部が販売されましたが、このT-REXはニューヨークトイフェアのハズブロブースの動画に映っていたのに最初のラインナップに入っておらず、後発商品だったためか取り扱いされないようだったのと安かったので初めて米amazonを利用して購入しました。あのモササウルスも安くて迷いましたが、スケールが合わないのでやめておきました。
サウンドギミックに必要な単三電池2本はあらかじめ入っており、試せるように本体を多少動かせるパッケージングになっています。
尻尾はインドミナスと違い軟質素材なのでこうして曲げて収まっています。
説明書。インドミナス・レックスはトイそのもののイラストだったのに、このT-REXはなんだかユルいです。
ティラノサウルス・レックス
名前の意味:「暴君のトカゲ」
生息地:北米西部
体長:12m
体重:9t
姿勢:二足歩行
食性;肉食
生息時期:白亜紀後期、6800万年-6600万年前
歯の本数:60-64
噛む威力:5,800kg
(公式サイトより)
ジュラシック・ワールドに登場するT-REXは1作目の『ジュラシック・パーク』(以下JP)と同一個体で25年以上イスラ・ヌブラル島(映画の舞台である架空の火山島)に住んでいるという設定。現在はアトラクション「ティラノサウルス・レックス・キングダム」でその姿を観ることができる。JPでヴェロキラプトルにつけられたキズが残っているとのことですが僕はわかりませんでした。トイではそこは再現されていません。
個人的に今作のT-REXの登場の仕方はかなり熱くさせられました。
実際のところがどうなのか詳しくないのでわかりませんが個人的にはイメージ通りの全体像です。
パッケージから解放するとギミック発動前はこの左後肢を踏み出した前傾姿勢が基本になり、鼻先から尻尾の先まででちょうど50cmくらいあります。
少しブラウンの色味が異なる首と尻尾がラバー製でそれ以外はプラスチック。頭部の造形は浮くくらい非常に凝っており塗装も丁寧。
T-REXは頭部が巨大なことでも知られていますが改めて調べてみたら大きい物で150cmくらいあるそうです。
この状態で動かして口を開くこともでき、離すと自動で閉じます。
口の開きは約6センチで歯も固いので実際にくわえて保持できる部分の幅は3センチくらいです。
首がラバーになっていることには理由(後述)があります。
そういうものとして認識しているのであまり違和感を感じませんがやはり極端に小さな前肢はほぼ未塗装。上下に可動します。
腹にサウンドギミックのスピーカー、下の方に電池BOXがあります。
膝、足首は可動しそうですが自由に曲げたりはできません。
右後肢にはJWのプリントがあります。
一見鳥のような三本指には黒いカギ爪。
後ろから。足首上にロール軸が見えますが、これは足音のサウンドギミックのために屈伸するパーツが露出しているだけで、この分の可動が設けられているわけではありません。
また、右後肢がやや内側に曲がっており足裏が完全に接地しておらず、倒れるまではいきませんが斜めで不安定な感じです。これは個体差かも知れません。
T-REXを宙に浮かせ着地させると後肢が少し屈伸し、ズーンと足音が出ます。そのサウンドギミックが仕込まれているのは実は左後肢だけで、手で屈伸させても音を出すことができます。
咆哮と足音のギミックはJPのケナー版T-REXにもあったものです。
足裏はインドミナスと同じくシンプル造形。
本体の左側。実はこちらからの見た目が問題で、後肢内側は除き全体に計8箇所のネジ穴が丸見えなのです。
特に頭部にまで大胆に穴があるのは海外でも不評のようです。
パッケージもこれを踏まえた向きになっていると思われます。
尻尾はネジ穴があるところまでがプラでその先はラバー製で3分の1くらいの太い部分は中空。初めからうねった形状になっています。
今回もギミック紹介の動画を作ってみました。2回目ですが進歩せずかなり雑・・。
前回は暗さをライトギミックのためだとか書きましたが、それがなくとも結局暗いです。
一応音量に注意してご覧ください。
前傾姿勢時の正面。縦にペイントがあるせいかあまり気になりませんが鼻の穴が造形されていません。
↓
太腿を軸に限界まで体を起こしギミック発動
咆哮と共に口が開き、動画ではわかりにくかったと思いますが頭が少し右に傾きます。姿勢はこの状態で太腿の内部の軸にロックがかかります。このギミックの為に首はラバーになっており、頭の傾きがあるだけで咆哮ポーズがかなりカッコ良くなります。
RROOAAARR!!!
この姿勢になった後はロック部分より体を少し反らせば何度も咆哮サウンドを出せます。
前傾から一気に音が出るところまで体を起こすのが正しいギミック発動の仕方ですが、要は咆哮ポーズでロックされる太腿部分の先がサウンドスイッチになっているということです。
咆哮ポーズの時は口も開いた状態でロックされ強引に閉じても開いてしまいます。
図示した部分で尻尾を上げるとロックがガチャッと解除され前傾姿勢に戻ると同時にグロロロと唸ります。
インドミナス・レックスとの比較。
姿勢や当然各部の造形が異なるのでわかりにくいですが、鼻先から尻尾まで約50センチと大体同じくらいの大きさです。
対峙させるとこのT-REXをわざわざ手に入れた甲斐があったと思わせてくれます。
口の開きが小さいのでうまく噛み付けないのがもどかしい。
一方インドミナスは大口でガブリ。
T-REXのピンチに颯爽と現れたブルー!(レゴ ジュラシックワールド 75917『ラプトルの猛威 』)
オーウェンが飼育したヴェロキラプトルたちの活躍も見どころです。ハズブロ版のブルーもそのうち手に入れたいです。
戦いを制するのはどっちだ!
↓ハズブロのメインシリーズにおけるT-REXの他の商品
『チョンピング ティラノサウルス・レックス』
CHOMPING TYRANNOSAURUS REX
これが国内トイザらスでも販売されたT-REX。背中のスイッチで口が開閉するギミックがあります。今回記事のを大とするならこれは中サイズ。
バッシャーズ&バイターズ『チョンピングアタック ティラノサウルス・レックス』
BASHERS & BITERS TYRANNOSAURUS REX(日本未発売)
恐らく20センチくらいと小サイズのT-REXですが、尻尾と下げると頭が上がり、尻尾を横に振ると首をひねって口を開くというギミックがあります。
上の商品のリカラー版。
これは実店舗では見かけませんでしたが、トイザらスオンラインでは後から追加で登録されていました(現在は売り切れています)。
『ティラノサウルス・レックス ロックダウン プレイセット』
TYRANNOSAURUS REX LOCKDOWN PLAYSET(日本未発売)
海外の方の動画レビューで旧ケナー版との比較を観ましたが、門と柵の造形は昔のとほとんど同じですが縮小し簡素化した商品のようです。なので付属するのは小サイズのバッシャーズ&バイターズ版T-REXとジャイロスフィア、T-REX捕獲用のネット?投擲器。
記念撮影1
ケナーJPで現在唯一持っている監視員ロバート・マルドゥーンとセットの幼体T-REX。
記念撮影2
ビーストウォーズから恐竜に変身する破壊大帝メガトロン(T-REX)と特殊戦闘員ダイノボット(ヴェロキラプトル)と。
ロストエイジオプティマスはインドミナスのようにT-REXには乗れませんでした。
記念撮影3
レゴJWのT-REX(75918『T-レックスの追跡』)とクレア(75917『ラプトルの猛威』たいまつは75918に付属)
以上『ストンプ&ストライク ティラノサウルス・レックス』でした。
『ストンプ&ストライク ティラノサウルス・レックス(STOMP & STRIKE TYRANNOSAURUS REX』(以下T-REX)。
インドミナス・レックスと並ぶJWシリーズ最大の商品です。
商品はオープンパッケージで大きさはH25.5×W43.5×D11.5cm。インドミナス・レックスが左向きだったのに対し、こちらは右向きのため形状はやや異なりますが同じ大きさです。
JWトイは国内ではトイザらス限定で一部が販売されましたが、このT-REXはニューヨークトイフェアのハズブロブースの動画に映っていたのに最初のラインナップに入っておらず、後発商品だったためか取り扱いされないようだったのと安かったので初めて米amazonを利用して購入しました。あのモササウルスも安くて迷いましたが、スケールが合わないのでやめておきました。
サウンドギミックに必要な単三電池2本はあらかじめ入っており、試せるように本体を多少動かせるパッケージングになっています。
尻尾はインドミナスと違い軟質素材なのでこうして曲げて収まっています。
説明書。インドミナス・レックスはトイそのもののイラストだったのに、このT-REXはなんだかユルいです。
ティラノサウルス・レックス
名前の意味:「暴君のトカゲ」
生息地:北米西部
体長:12m
体重:9t
姿勢:二足歩行
食性;肉食
生息時期:白亜紀後期、6800万年-6600万年前
歯の本数:60-64
噛む威力:5,800kg
(公式サイトより)
ジュラシック・ワールドに登場するT-REXは1作目の『ジュラシック・パーク』(以下JP)と同一個体で25年以上イスラ・ヌブラル島(映画の舞台である架空の火山島)に住んでいるという設定。現在はアトラクション「ティラノサウルス・レックス・キングダム」でその姿を観ることができる。JPでヴェロキラプトルにつけられたキズが残っているとのことですが僕はわかりませんでした。トイではそこは再現されていません。
個人的に今作のT-REXの登場の仕方はかなり熱くさせられました。
実際のところがどうなのか詳しくないのでわかりませんが個人的にはイメージ通りの全体像です。
パッケージから解放するとギミック発動前はこの左後肢を踏み出した前傾姿勢が基本になり、鼻先から尻尾の先まででちょうど50cmくらいあります。
少しブラウンの色味が異なる首と尻尾がラバー製でそれ以外はプラスチック。頭部の造形は浮くくらい非常に凝っており塗装も丁寧。
T-REXは頭部が巨大なことでも知られていますが改めて調べてみたら大きい物で150cmくらいあるそうです。
この状態で動かして口を開くこともでき、離すと自動で閉じます。
口の開きは約6センチで歯も固いので実際にくわえて保持できる部分の幅は3センチくらいです。
首がラバーになっていることには理由(後述)があります。
そういうものとして認識しているのであまり違和感を感じませんがやはり極端に小さな前肢はほぼ未塗装。上下に可動します。
腹にサウンドギミックのスピーカー、下の方に電池BOXがあります。
膝、足首は可動しそうですが自由に曲げたりはできません。
右後肢にはJWのプリントがあります。
一見鳥のような三本指には黒いカギ爪。
後ろから。足首上にロール軸が見えますが、これは足音のサウンドギミックのために屈伸するパーツが露出しているだけで、この分の可動が設けられているわけではありません。
また、右後肢がやや内側に曲がっており足裏が完全に接地しておらず、倒れるまではいきませんが斜めで不安定な感じです。これは個体差かも知れません。
T-REXを宙に浮かせ着地させると後肢が少し屈伸し、ズーンと足音が出ます。そのサウンドギミックが仕込まれているのは実は左後肢だけで、手で屈伸させても音を出すことができます。
咆哮と足音のギミックはJPのケナー版T-REXにもあったものです。
足裏はインドミナスと同じくシンプル造形。
本体の左側。実はこちらからの見た目が問題で、後肢内側は除き全体に計8箇所のネジ穴が丸見えなのです。
特に頭部にまで大胆に穴があるのは海外でも不評のようです。
パッケージもこれを踏まえた向きになっていると思われます。
尻尾はネジ穴があるところまでがプラでその先はラバー製で3分の1くらいの太い部分は中空。初めからうねった形状になっています。
今回もギミック紹介の動画を作ってみました。2回目ですが進歩せずかなり雑・・。
前回は暗さをライトギミックのためだとか書きましたが、それがなくとも結局暗いです。
一応音量に注意してご覧ください。
前傾姿勢時の正面。縦にペイントがあるせいかあまり気になりませんが鼻の穴が造形されていません。
↓
太腿を軸に限界まで体を起こしギミック発動
咆哮と共に口が開き、動画ではわかりにくかったと思いますが頭が少し右に傾きます。姿勢はこの状態で太腿の内部の軸にロックがかかります。このギミックの為に首はラバーになっており、頭の傾きがあるだけで咆哮ポーズがかなりカッコ良くなります。
RROOAAARR!!!
この姿勢になった後はロック部分より体を少し反らせば何度も咆哮サウンドを出せます。
前傾から一気に音が出るところまで体を起こすのが正しいギミック発動の仕方ですが、要は咆哮ポーズでロックされる太腿部分の先がサウンドスイッチになっているということです。
咆哮ポーズの時は口も開いた状態でロックされ強引に閉じても開いてしまいます。
図示した部分で尻尾を上げるとロックがガチャッと解除され前傾姿勢に戻ると同時にグロロロと唸ります。
インドミナス・レックスとの比較。
姿勢や当然各部の造形が異なるのでわかりにくいですが、鼻先から尻尾まで約50センチと大体同じくらいの大きさです。
対峙させるとこのT-REXをわざわざ手に入れた甲斐があったと思わせてくれます。
口の開きが小さいのでうまく噛み付けないのがもどかしい。
一方インドミナスは大口でガブリ。
T-REXのピンチに颯爽と現れたブルー!(レゴ ジュラシックワールド 75917『ラプトルの猛威 』)
オーウェンが飼育したヴェロキラプトルたちの活躍も見どころです。ハズブロ版のブルーもそのうち手に入れたいです。
戦いを制するのはどっちだ!
↓ハズブロのメインシリーズにおけるT-REXの他の商品
『チョンピング ティラノサウルス・レックス』
CHOMPING TYRANNOSAURUS REX
これが国内トイザらスでも販売されたT-REX。背中のスイッチで口が開閉するギミックがあります。今回記事のを大とするならこれは中サイズ。
バッシャーズ&バイターズ『チョンピングアタック ティラノサウルス・レックス』
BASHERS & BITERS TYRANNOSAURUS REX(日本未発売)
恐らく20センチくらいと小サイズのT-REXですが、尻尾と下げると頭が上がり、尻尾を横に振ると首をひねって口を開くというギミックがあります。
上の商品のリカラー版。
これは実店舗では見かけませんでしたが、トイザらスオンラインでは後から追加で登録されていました(現在は売り切れています)。
『ティラノサウルス・レックス ロックダウン プレイセット』
TYRANNOSAURUS REX LOCKDOWN PLAYSET(日本未発売)
海外の方の動画レビューで旧ケナー版との比較を観ましたが、門と柵の造形は昔のとほとんど同じですが縮小し簡素化した商品のようです。なので付属するのは小サイズのバッシャーズ&バイターズ版T-REXとジャイロスフィア、T-REX捕獲用のネット?投擲器。
記念撮影1
ケナーJPで現在唯一持っている監視員ロバート・マルドゥーンとセットの幼体T-REX。
記念撮影2
ビーストウォーズから恐竜に変身する破壊大帝メガトロン(T-REX)と特殊戦闘員ダイノボット(ヴェロキラプトル)と。
ロストエイジオプティマスはインドミナスのようにT-REXには乗れませんでした。
記念撮影3
レゴJWのT-REX(75918『T-レックスの追跡』)とクレア(75917『ラプトルの猛威』たいまつは75918に付属)
以上『ストンプ&ストライク ティラノサウルス・レックス』でした。