再び見えた希望の光・・・ | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・

1月18日2013年


大津赤十字病院では、母は再びCTスキャンを撮る事になっていました。

(きちんと、前日血液検査をする事も伝えています)


その結果と共に、1週間ぶりにお会いする、土井先生。


前回見て頂いたCTは、12月下旬のもの・・・

今回撮った画像はさらに悪くなっているんではないか?と私も母もドキドキしていました。

悪くなっていて当然。 それぐらい壮絶な時間を過ごしてきたから・・・


土井先生は、前回同様丁寧に母の状況を説明してくださり、

やはり腹膜播種の部分も、癌である可能性・・・でもそうでない可能性・・・

というのも説明してくださいました。



結論



「手術できる可能性はある」




救われました。



それからの説明は、主に父が聞いていて、

全身の力が抜け、主要な部分をメモ書きする事しかできませんでした。



ただ、あくまでも可能性・・・


まずは抗がん剤治療を3ヶ月~6ヶ月、そして様子を見て、手術の判断に至りましょう。

と言ってくださいました。

土井先生いわく、これまでの患者さんを見ていると6ヵ月間抗がん剤でガンを叩き、

それから手術に至るケースが最も良い結果を収めているとの事。


母もその線で攻める事にしました。


私達は、この結論に至るまで、

手術ができるのなら、絶対手術をする!と決めていたので、

迷う事はありませんでした。


膵臓ガンへの知識、リサーチ、手術をする場合、そうでない場合の確率、

その後の生存率、抗がん剤のみの治療の場合、抗がん剤の種類、その副作用、併用するべき(しようとしている)治療・・・


勿論、完璧ではありませんし、

まだまだ未知の事も多いでしょう。

でも、抗がん剤治療を説明されても、なぜ①TS1と②ジェムザール 2つ同時にやる方法なのかを、父は納得するまで聞いていました。 

また、①のみ、②のみとの違いなども、先生がどうお考えになるか等、説明してもらえました。


やはり、治療方針、今後の進む道を決断する際は、

十分な知識と、きちんと理解した上で始めるべきだと、私は強く思います。


(医者が勧めたから、医者がそう言ったから・・・と言いなりではよくありません。)





と、いう事で、また希望の光が見えてきました!


この日は、京都でた~~~~くさんお土産を買って帰りました。

母も父も、そして私も、東京でお迎えに来てくれる旦那さんも、みーんなニコニコ笑顔



久しぶりに、心から喜び、嬉しかった日でした!