病院への電話 | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・

1月7日2013年



母が膵臓ガンかも・・・と聞いてから、全く眠くならず、一睡もできませんでした。


調べる事が盛りだくさん過ぎて・・・

でも、そんなに上手にも調べきれてなくて・・・

ネットや本にある情報はエンドレス・・・


頭の中の焦りと心の準備がなんか噛み合っていない感じ




だから、とりあえず私が一番最初にやった事は・・・(週末の時点で)



Yahoo知恵袋で、膵臓癌の名医を訪ねました(笑)



参考になる本、どういったツールで名医に巡り合うか等も聞きました。

だって、ネットで書かれている病院・名医って良し悪しがわからないんだもん。



検索で一番上に出てくる病院? (そんなの、SEOにお金かければトップになれるじゃん)

病院が大きい所? (大きいからって名医が居るとは限らない)

どこぞの誰が作ったわからない評価サイト? (作者のバックグラウンドが見えない)

いつの情報? (カレント情報が欲しいんです)



どれが一番信憑性があるんだろう?と

・・・医学ど素人の私には、とうてい見分けられません。




そしたら、どうでしょう!

やってみるもので、Yahoo知恵袋で何個かの回答を頂けたんです。

中には、専門の違うお医者さん、病院関係の方も返答をくださいました。


そこで勧められたのが、こちらの本 ↓



1) 「医者がすすめる専門病院」


膵臓がんと向き合う (いずれ倒す)


2) 「実力医の履歴書」


膵臓がんと向き合う (いずれ倒す)



まずはこの本を書店で買い、気になる医者、病院をリストアップしました。

(1)は、地域ごとに本が出版されているので、私はまず近隣である東京・千葉・埼玉の本を選びました。


(2)は地域に関係なく全国の名医の経歴、どれぐらいの手術数をこなし、どちらの病院にいるか等、

1人1ページでまとめてあります。


(2)で東海地域の名医が居れば、(1)の地域ごとで再度調べ~



そして、ネットと照らし合わせ、信憑性等を確認した上で、

突撃アポイントメントで電話をしまくったんです。



また、うちは通常のケースと違います。

CTスキャンの画像は、父がCDに焼いて送ってくれているので、明日、明後日には、

私の手元に届きます。

それを持って、本人不在の元でどれだけ病院が対応してくれるか・・・

どれだけ真摯に話を聞いてくれるか・・・


などを元に予約を取りました。


中には、(本人不在のため)門前払いの病院もあったり、

本当に丁寧に対応して下さったところもありました。


この日は、母のCTスキャンが手元にない状態だったので、

リサーチ&予約づくりで一日を終えました。




っぽう・・・アメリカの両親は、この日もドクターとコンフェレンスでした。

この間より、もっと詳しく・・・

2cmx4cmの腫瘍が膵臓尾部に確認されました。

その他、膵臓以外にも、転移している可能性の影もあると言われました。

でも、読影は医者によって違う為、この影に関してはまだ断定レベル。

今度はこの飛び散っている可能性のあるガンに、針を刺し、細胞を採取する検査が必要なようです。



この頃、私の両親のストレスは最大級のものでした。

なぜなら、アメリカの病院って、なんせ遅い!!

検査→診断→ドクターとのコンフェレンス(診断を元の話し合い)が

全て独立していて、違う施設、別の医者が出てきて、

本当、時間がかかっていたんです。


全部いっぺんにやってくれ! って思うほど、

こちらで予約を取って、次はここに問い合わせて、今度はその検査結果をラボラトリー(研究所)に送って、

あっちのドクター、こっちのドクター・・・とたらい回し・・・



しかも、これがびっくり、うちの両親の掛かっていた病院は、

かの有名なS大学病院なんですから。

(※アメリカと日本の病院の仕組みの違い等はまた今度書きます)



これから先が不安です (´□`。)