いもち病に耐えなが、そろそろ穂が…! | 福岡県築上町 小さな米農家の里山日記

いもち病に耐えなが、そろそろ穂が…!

田植えから、そろそろ2ヶ月。弱々しかった苗は盛夏の強烈な日差しと夕立ちを受けながら株が膨らみ丈を伸ばしています。今年はお袋の病気で田植えの準備や田植え後の管理が充分に出来ず、例年の様には行きません。

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今年は何年ぶりだろうか、葉いもち病が入りました。田植えの時の肥料過多?畦の草刈りがなかなか出来なくて風通しが悪かったから?田植えが遅れたから?広がらない様にしましたが、まだ油断は出来ません。稲作には怖い病気です。

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今の時期は稲刈り直前まで干断冠水を繰り返します。田圃全体を冠水させ、水を吸い込んでから2~3日、ひび割れする位まで干してからまた冠水させます。田圃を干すのは農機具を入れ稲刈りをし易くする事も有るのですが、作物は全てそうだと思うんですが、いつも快適な環境だと強く育たない。稲は水が無い時、根を深く広く伸ばし枯れない様に強くなります。(人間も同じなんでしょうね。きっと(笑))

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茎の膨らみが大きくなってくると、穂がそろそろ顔を出し始めます。この時期は水枯れさせない様に気をつけないといけません。夏風にそよぐ穂波が見れるのも、もうすぐです。