牛 肉 ロ加 ロ里 飯
昨晩はバスを降りたところで、不本意にも予定外のものを食べました。
終点まで行かず、近所で香港人の別荘がたくさんある花園で、いつも降りるのですが、、。
バスを降りてから、小銭が無いことに気がつきました。
そこからはタクシーに乗ります、、でも10元かからない距離なんですよ、、。
最初に来たタクシーに、100元札しかないが、おつりは大丈夫か訊いたのですが、、。
行き先を言ったら断られました。
タクシーも少ないところなので、飲み物でも買って崩すか、、って思ったのですけど、、。
見ると、一軒、港式茶餐庁と書かれた看板が、暗闇にぽつんと灯っていました。
香港人がたくさんいるから、そんな店があるのでしょう。2年ほど前にやはりバスを降りたとき、入ったことがあります。
が、バクレツに不味い雲呑麺を食べたので、それ以降は考えることありませんでした。
まあ、2年も経てば、変化があるだろうと思い、入ることにしたのです。
腹も減ってきたし、100元札も崩せるし、、。
中に入ると特に変わった様子は無いですね、、客は一人もいないし、二人の厨師は座って新聞読んでいます。
メニューは新しくなっていて、自分が好きなものはことごとく消されていました。
しばらくメニュー見ながら、考えていましたが、牛肉カレーを注文したのです。
やがて厨房の方から、鍋に焼いた油の跳ねる音が勢い良く響きます。
"これから作るのか?カレーを、、"
と思い、早く帰りたいのに、えらいものを頼んだと思ったものです、、。
ところが10分もかからずに、出てきたんですよ、、。
見れば、なるほど、、と思いました、、。
ジャガイモが薄く切られています、、最初は生姜が入ってるのかと思いました。
ジャーマンポテトのように、ジャガイモを炒めて作ったのでしょう、これなら煮込む時間がかかりません。
味も茶餐庁のカレーとしては、ほどほどのものでした、、牛肉も柔らかかったし、、。
普通のスプーンが無いのは、食べにくかったですね、、箸が見えますが、レンゲで食べました。
こんな簡単に、ササッとカレーが一人分作れるなら、ちょっと習得してみようと思います。
必ず煮込む必要は無いのですから、、。
これで14元だったんですけど、おつりもらってタクシーにも乗れました。