紅焼牛肉麺
大そうな名前ですがインスタントラーメンです。
あたまに康師博と書いておけばピンと来る人もいたかと思います。
急な天候の変化は食事事情にも顕著な影響が出始めました。
お昼はオバサンが用意してくれるメシを、いつも通り、のど元まで詰め込むのですが夕食には困りました。
今夜は花柄の折りたたみ傘を持ち、肌寒さを感じる天候から久しぶりに長ズボンをはいて出かけることにしたのです。
ところが "ショッピングモールまで行って何か食べよう、、" という大陸の天候をなめた思惑は、門を出て数歩のところで微塵も無く粉砕されました。
跳ね返ったドロ水をモロに受け、膝から下はぐっちょぐちょに、、、。
だから大陸の天候を甘く見ちゃいかんのです、雨が上からばかり降るとは限らないので、、。
泣きっ面に何とやらで、やはり短パンにサンダルで出かけりゃよかった、と後悔してもすでに遅し。しかたないので目の前にある商店でインスタントラーメンとポテチを買って泣く泣く戻りました。
いつも良く買うインスタントラーメンはこれです。
味はともかく、麺は良く出来ていると思います。ちなみに青く書いてあるのは面がアップグレードされたんだそうです。
そして包装の裏側はこんな感じ、、。
よく日本のラーメンにあるような、作り方を図示したものではないですね、、。
ラーメンの作り方など知ってて当然ということなのか、それについては何も書かれていません。自慢話を主軸にしたイメージ戦略を前面に打ち出しています。
特にこれ、、きれいなお姐さんが本製品を食するの図、、。
経典美味と書いてありますが、とても上品に数本の麺を引きずり出して食べてます。うっすらと笑みを絶やさず、口は動かさずに決して歯は見せない、、。
で、下に書かれているのは、"紅焼牛肉麺、ウン、やっぱこの味よね~"という意味合いの言葉を言い放ってるらしいのですが、写真を見る限りでは腹話術の特訓をしているようです。
さて、中身ですけど麺に入れるスープ類は3袋あります。味噌状のものと、粉末状のフレーバー、そして乾燥したネギです、、。
いつもはコンソメの素と豚肉、ごま油等の調味料でスープは自分で作るのですが、それだと面白くないでしょうから、、いや、大体材料が無いので、今回はネギだけ本物を刻んでスープの素は付属のものを使うようにします。
で、出来上がり、、。
包装の写真を全く無視した盛り付けです。
だって紅焼牛肉なんかあるんだったら、それおかずにご飯食べますよ、、なんでインスタントラーメンなんかに乗せなきゃいけないんだか、、。
正直なところ紅焼牛肉ってあまり食べた記憶が無いんですよね、普通の紅焼肉は良く食べますけど、、。
ですから味として紅焼牛肉味になっているのか、それともこれに紅焼牛肉乗せたら美味しいよと言いたいのか良く分からない部分があります。
強いて言えば塩気があまり無く、薄い味噌ラーメンみたいな味ですね、時々辛さを感じられる程度の、、。
麺とスープを拡大して見るとこんな感じです。スープの辛く感じる部分は赤くなって良く混ざりません。
これだとペースト状のフレーバーを使ったわりには、味にコクもうまみも出てないので、本当に紅焼牛肉を上に乗っけないと、ちゃんとした味にならないのかも知れませんね、、。
ああ、雨音を聞きながらの夜は長い、、。