すいか その2 | らおぱんと呼ばれて

すいか その2

相変わらず暑いです。

たまに一雨来るのですが、その翌日はもっと暑くなるみたいです。


そんなわけで、スイカも相変わらずよく食べています。


ところで日本でも塩を振らない人って結構いるんですね、、。


そもそも塩を振るのは味覚が刺激され、より甘く感じる効果があるからだそうですが、それじゃあ甘くないスイカばかり買ってるやつが塩を掛けるのか、っていうわけでも無いと思うのです。


スイカが良く冷えていると口に入れたときに、冷たさで味覚が鈍くなりますから、それを刺激して本来の甘さを引き出す、という効果もあると思うのですよね。

やはりスイカの美味しい食べ方というと、良く冷えた状態でぶしゅっと、かぶりつくのが一番だと勝手に思っているのですが、そうなると塩振りは必須と考えるのです。

逆に冷えてないスイカを、たとえばこっちのレストランで小さく切られてデザートに出されるような場合は、私も塩は振りません。塩の味がくどく感じられるので、、。


また、世代的な関係もあるかも知れませんよね、やはりミルクや砂糖と違って、ご飯のオカズに掛けるような調味料を、フルーツに掛けるというのはイメージ的に違和感があるのでしょう。


と、そんな風に考えて勝手に納得してると、一つ妙なものを思い出しました。


7~8年前の夏にイタリアのミラノに出張したんですが、仕事が終わってブラブラしてたらビールが飲みたくなりまして、あっちでは良く道端に張り出してる屋台みたいなところに入ったんですよ。

それでビールと、、実は歩いてるときにも時々見かけて気になったものがありまして、たまたまとなりのテーブルが食べていたので、それも注文したのです。なんて言うのかわからないから、"あと、アレひとつ"って言って、、、。


そのアレっているのは、、メロンに生ハムが乗っかったものです。


生ハムは硬めでメロンの上をすべって食べにくかったのですが、生ハムの塩っけとメロンの甘さは良く合いました。そのときにこりゃスイカに塩と同じだな、、と思ったのを憶えています。


そんなことを思い起こすとスイカに塩っていうのも、もっとオシャレに考えてもいいんじゃないでしょうか?イタリアで、しかもミラノではフルーツにオカズそのものを乗っけてるんですから、、。


らおぱんと呼ばれて-すいかカナブン


写真はそんな事どうでもいいわい、と言わんばかりにスイカの食べ残しをしゃぶるカナブンです。

雑巾をしゃぶってたのでスイカの皮を振る舞いました。

ちなみに塩は、、振ってません。