買い物
昨日の土曜日は久しぶりに良い天気でした。
午後は仕事で必要になったステンレスの角材を買いに行ってきました。
取引先の五金廠から聞いた問屋へ行き、必要な太さの角材を物色しました。
写真は店のおばちゃんが角材のサイズを計っているところ。
ラックの各段に手書きで番号が書かれているのですが、これは材料の番号でしょう。
ところが値段を聞くと同じラックの段でも右側がキロ26元、左側がキロ22元とのこと。
どこが違うのかと聞いたところおばちゃん曰く、22元のほうは"差一点"ということです。
だから何が?と聞きただすと、錆びないとは保証できないということでした。
結局必要な太さが22元の方にしかなかったのでそっちを買いました。
指定した長さに切り出すと13キロ、両端を荷作り紐で結んでもらい店を後にしました。
この後ネジ等と更には晩飯の食材なども購入する思惑でしたが角材で13キロの重さ
は尋常なものではありません。
後の買い物はあきらめタクシーを拾うことにしましたが、全長が2メートル近い角材を
一瞥すると断られてしまいます。
やはり剥き出しの角棒状金属など持っていると窓ガラス等の破損を危惧して乗車は
敬遠されてしまうのでしょう、中国のタクシーもずいぶん変わったものです。
ここで天気の良さにつられてとんでもない買い物をしてしまったことに気がつきました。
とりあえず一番近い知り合いの工場まで歩くしかないか、、と思ったところ
一旦断られたタクシーが少し先で止まってくれました。
その司機(運転手)が言うには後部ドアから助手席の横へ滑り込ませればどうか?
とのことです。
試してみるとうまい具合に収まり、角材の端は後部座席の上部に斜めに止まりました。
シートを傷つけないように角材の端にビニール袋を巻きつけて乗車、なんとか帰ることが
できました。
乗車料金以外に結構ふっかけられるかな?と思ったのですが、お代はメーターどおりで
おまけに車体を傷付けられてはたまらなないからでしょう、角材を下ろすのも司機自ら
慎重に取り出してくれました。
実にナイスガイな司機でした。
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