献花の後 | らおぱんと呼ばれて

献花の後

献花したその日の夜は工場の元職員を訪ねて食事に誘いました。
彼女は私の工場を離職後、今は結婚して布吉に住んでいます。
その晩も夫婦で私の話に付き合ってくれました。

食事は彼女達の住むマンションの裏手にある四川料理の店です。
よく来る店ですが私が好きなのは料理よりもつきだしで出てくるキャベツの泡菜です。
酸味も塩辛さも漬けすぎたヌカ漬けみたいで実に自分の口に合う、
これに箸をつけながらビールを飲んで注文した料理が出てくるのを待つ時間が
ここでは心地よいひと時となります。


円卓の恐怖-泡菜




「そんな塩辛いものよくそんなに食べられますね、、」
とは毎回呆れたように発せられる旦那さんの言葉。


父が生きていたころ、夏の暑いときに実家に帰ると茶色くなるまで漬かったきゅうり
のヌカ漬けでご飯を食べるのが好きでした。
「そんなの食べてると腎臓わるくしちゃうぞ、、」
と、父の呆れた言葉も思わず思い起こしてしまいます。


もし白飯が美味ければここでも泡菜とご飯だけで食事を締めたいところですが
ご飯の方はこっちの餐庁の平均以下といった程度ですので残念です。


食事が終わると今夜は泊まっていくようにと誘われました。


前回、華南城へ行った帰りに火鍋を食べに寄ったときも誘われましたが、翌日香港で予定があったため断りました。
今回は昼間の用事で特に時間を空けて来たので断る理由も無く、お誘いを受けました。
むしろ誘ってくれてほっとしたくらいです。


円卓の恐怖-窓の灯


写真は泊めてもらった部屋の窓の外の様子です。
窓から漏れる灯りを眺めているとなんとなく気持ちが落ち着きます。



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