Respect Your Music | 音楽リスナーとPCユーザのための著作権パブコメ準備号

Respect Your Music


提案にちょっとのってみた!
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2006/01/respect_your_mu_6b56.html

拙文でよければコピペフリー。

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著作権者、実演家、レコード会社、出版社、事務所…
その他、音楽著作権・隣接権者のみなさんへ。

おれたちは、あなたたちの音楽をリスペクトしています。

テレビで何度も聴いたけど、当時買えなかったレコード。
カバーで知ったけど、オリジナルが今は聴けない曲。
友達に聴かせてもらったけど、今は手に入らないCD。

何故聴けないのだろう。

少し前までは、ある程度の数をプレスしないと、採算がとれなかったのでしょう。
ずいぶんと中古レコード屋を探したこともあります。
時には安く入手できたこともあります。
時にはプレミアがついていて、買えなかったり、思い切って買ってしまったり、
躊躇して買い逃したこともあった。

音楽配信が普及して、生産・流通などのコストは、ずいぶんと下がったと思うのです。
公式な音源として配信することで、あなたたちの利益を得ることにもなると思うのです。
新譜として発売された時よりも、市場に合致した価格設定も可能だと思うのです。

何故聴けないのだろう。

あなたたちの音楽を聴きたいと思っている人は、
多くはないかもしれないけれど、少なくもないかもしれない。

新たにあなたたちの音楽に出会い、好きになる人もいるだろう。

おれが好きな音楽を、好きになるだろう音楽を、
誰かが好きな音楽を、好きになるだろう音楽を、
これまで出会うことのなかった、新たな文化の創造の糧となる音楽を、
おれたちはリスペクトします。

ただ、その曲を聴きたいだけなのに、
必死に中古盤を探して、あるいはプレミアの付いた価格を支払って、
なお音楽を生み出した人たちに対価が届かない状態が、何故続くのでしょう。
もちろん、プレミアにはそれなりの理由があるのでしょう。
モノとしての希少性を欲するならば、高額であっても払う人もいるのでしょう。

ある時代を代表する音楽を、
人から人へ歌い継がれていく音楽を、
おれたちはリスペクトします。

廃盤になったからといって、
かつて売れなかったからといって、
もはや時代遅れだからといって、
あなたの音楽を抹殺することにはおよびません。

あなたの音楽を、欲している人は、必ずいます。
あなたの音楽を聴いて、気に入る人は必ずいます。

あなたも、あなたの音楽をリスペクトしてください。
その音楽は、捨て去るようなものではない。

あなたが権利の一部を持つ曲を、闇へ葬り去るようなことはしないでください。
他の権利を持つ人たちの誇りをけがさないためにも。


あなたも、あなたたちの音楽をリスペクトしてください。