日本の映画賞の中でも指折りの権威のない賞と揶揄されながらも、唯一TV中継される第34回日本アカデミー賞が発表されました. 【作品賞】 『告白』 【アニメ作品賞】 『借りぐらしのアリエッティ』 【監督賞】 中島哲也 『告白』 【主演男優賞】 妻夫木聡 『悪人』 【主演女優賞】 深津絵里 『悪人』 【助演男優賞】 柄本 明 『悪人』 【助演女優賞】 樹木希林 『悪人』 【脚本賞】 『告白』 【外国語映画賞】 『アバター』 本場アカデミー賞とは違い、知名度の高い作品からしか優秀賞が選ばれない、本当に視野も狭ければ若手育成にあまり前向きでない日本アカデミー賞ですが、まず今年から前年度受賞者が務めるプレゼンターが男女逆転になっていたのは新鮮でした. ただこの結果には全く新鮮味はなしでした. 特に俳優賞に関しては溜息ものですよ. 確かに俳優賞というのは演技の巧い俳優が取るべきなのかも知れませんが、同時に若手育成の意味も込めるのが本場や英国のアカデミー賞ではよくあることなのに. 本当に日本アカデミー賞はそこらへんでまだ「持ち回り」みたいな慣例があるんですかね. てな訳で新人賞ではなく俳優賞でもっと若手育成に努めてもらいたいと切に思う第34回日本アカデミー賞でした. 探偵 神宮寺三郎 復讐の輪舞』Web小説 ニューバランス mulnosecar 深夜らじお@の映画館 は寺島さんの「バブリーな賞に呼んでいただいて」のコメントが面白かったです. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう.