昨日は、湖国三大祭りのひとつ、日吉大社の山王際の船渡御でした。
天下泰平・五穀豊穣を祈るお祭りですが、
その由来は桓武天皇が日吉社に2基の神輿を寄進された事が始まりで、
以来1200年続く古いお祭りだとか・・・。
神輿を担ぐとかお祭りにかかわっている訳でもないのですが、
お祭り気分に便乗して、鯛めしを作りました。
連子鯛ならお手頃価格で手に入るので、1匹丸ごと使いましょう。
炊き上がりに土鍋の蓋を開けた瞬間、
鯛が1匹ド~ンとのっていると、うわ~って感じで豪華に見えるので!!
お客様にもまずそれを見ていただいてから、
鯛の身をほぐしてご飯に混ぜ込んで、
お茶碗によそう段取りで・・・。
本当は教えたくない美味しい鯛めしの作り方があるのです。
自画自賛するつもりはないのですが、
これを召し上がったお客様が、
皆さん美味しいとおっしゃって下さるので
つい教えたくないなんて言ってしまいましたが・・・。
そうそう、20年ほど前に、
稲川淳二さんが、
日本テレビの「ルックルック・・・」の番組で、
家にいらしたときにもお出しした記憶があります。
ある書家の先生は、
鯛めしで有名な言わずと知れた料理屋さんの鯛めしより、
美味しいとまで言って下さいました。
まぁ~、それは褒め過ぎだとは思いますが・・・。
ちょっとしたポイントをいくつか押さえるだけで美味しくなるんですよ!!
ところで船渡御は、
天智天皇が大津京遷都の際に、
奈良大神神社から、
お招きした神様(日吉大社の西本宮ご祭神の大己貴神=大国主命)が、
お越しになる時に琵琶湖を渡ってこられたのを再現したもので、
7基の神輿が湖を渡ってきます。
我が家から、その様子が遠めながら見る事が出来るのです。
我が夫の生まれ故郷の神様が、
移り住んだこの大津の地にも鎮座していらっしゃるというのは
実に不思議な御縁です。
本当は教えたくない美味しい鯛めしの作り方
材料
連子鯛 200g
お米 2.5カップ
だし 600cc
簡単な美味しいだしの取り方醤油 小さじ2
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2
酒 大さじ3
生姜 15g
三つ葉の軸部分 適量
①、米を洗ってざるにあげておく。
②、連子鯛は、うろこと内臓を処理し(魚屋さんにお願いすればやってくれる)、竹串かフォークで裏表とも全体に適当に刺しておく。酒と生姜の搾り汁をかけて、冷蔵庫で30分置く。
③、土鍋に①の米・だし・醤油・みりん・塩を入れて中火の火にかける。
④、③と同時に焼き網を強火でよく熱し、鯛をのせ両表面に焼き目をつける。沸騰してきた土鍋の中に入れ、火を弱めて15~20分。炊き上がったら10分むらして完成。
中くらいの土鍋が大阪の家に行ってしまっているので・・・
⑤、鯛の実をほぐしてご飯に混ぜ込み、茶碗によそったら、三つ葉の軸のみじん切りをのせてお出しする。
(注:身をほぐす時に、小骨をしっかり取り除くこと)
ポイント
①鯛の表面に竹串出などで穴をあけてから、鯛を酒と生姜の搾り汁につける。
②土鍋に火を入れるのと、鯛を焼くのは同時スタートで。
③焼き網で鯛の表面に強火で香ばしい焼き色をつける。中に火は通らなくてOK。
④鯛の実をほぐす時に、小骨をしっかり取り除く。
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今日のびわ湖は、少し霞んでいるけれど穏やか