MCDE: how Brazilian music influences his work | CAHIER DE CHOCOLAT

MCDE: how Brazilian music influences his work

[ORIGINAL]
EXCLUSIVE INTERVIEW: MOTOR CITY DRUM ENSEMBLE
Producer tells how Brazilian music influences his work
AMANDA FOSCHINI 4 AUGUST 2016
http://mixmag.com.br/read/entrevista-exclusiva-motor-city-drum-ensemble-features/



EXCLUSIVE INTERVIEW: MOTOR CITY DRUM ENSEMBLE
ブラジル音楽の影響について語る。


Motor City Drum Ensembleとして活動しているDanilo Plessow。彼自身が制作するhouseミュージックでもよく知られているが、soul、funk、jazzからの影響を自由自在に操るこのドイツのプロデューサーは、さまざまなジャンルの間を行ったりきたりするダンス・セットで人気を得ている。そして、そのジャンルの中にはブラジルの音楽もある。
私たちは彼と、彼の音楽におけるブラジリアン・リズムの影響について、また、今週末アムステルダムで開催されるDekmantel Festivalのセットのためにどんな準備を行なっているかということについて話した。


——子どもの頃にjazzが大好きになったそうですが、ブラジルの音楽と出会ったのはいつでしたか? 最初に知ったのはどのようにしてでしたか? その時の曲やアーティストを覚えていますか?

ブラジルの音楽を最初に知ったのは両親を通してで、11歳の時、Stan Getz with Joao Gilbertoのアルバムだった。その後、Rainer TrubyやGilles Pettersonからたくさん教えてもらったよ。彼らはブラジルの音楽をもっと見つけ出そうとすごく熱心だから。

Stan Getz & Joao Gilberto - Desafinado



——現在ドイツのスタジオを改築中で、制作に戻る予定だそうですね。そのサウンドの中にブラジルの音楽に影響されたものが入っていると期待できますか?

僕の音楽は色んなスタイルに影響を受けていて……たぶん新しい曲にブラジルの音楽の影響もあると思う。ずっとクイーカやビリンバウみたいなパーカッションを使いたいと思ってるし。


——最近、アムステルダムのDekmantel Festivalのオープニングのショウでブラジルのトリオ Azymuthが登場し、ブラジリアン・リズムについての記事がリリースされました。あなたやPalms Traxのようなアーティストのショウは、そのセットの中にブラジルの音楽のトラックが入っていることでも知られています。今回のセットのためにはもう何か用意していますか?

*Azymuth - Fly Over The Horizon


今好きなのは、Junior Mendesの"Toque Tropical"、Zeca do TromboneのLP、それから、5年前にブラジルに行った時に買ったCristina Camargoの"Moral Tem Hora"。2週間前に初めて聴いてみてから、もうハマっちゃって。今は大量のレコードの中からそれを見つけ出さないといけないところなんだけど……

Junior Mendes - Toque Tropical


* Part. Zeca do Trombone - Amigo velho | Grupo ChororoSambÔ


*CRISTINA CAMARGO - MORAL TEM HORA



——最近のバルセロナでのプレイで、Tim Maniaの"Acenda o Farol"をあなたがかけた時、お客さんはもう大変なことになってしまっていましたが、ヨーロッパの人たちが大好きで盛り上がるブラジルの音楽の曲は特に何かありますか?

*Tim Maia - Acenda o farol


あの曲はAntal Heitlagerに教えてもらったんだけど(たくさんの他の曲と同じように)、僕はあの曲が大好き、12インチはほんとうにすごくかっこいいサウンドで。他にもこういうブラジリアン・クラッシックはたくさんあるよ。例えば、Marcos Valleの "Estrelar" はいつかけてもいい。

Marcos Valle - Estrelar



——あなたはレコード・ディガー、コレクターとしても知られていて、いつも世界中のレコードストアについての役に立つ情報を教えてくれていますね。一番最近ブラジルを訪れたとき、レコードを買いにいく機会はありましたか? 何かおもしろいものは見つかりましたか?

実は、そのツアーでプレイして、それでもらった分よりもたくさんレコードにお金を使ってしまったんだよね。でも、Azymuthのファーストアルバム、Marcos Valleのアルバムほとんど全部(5年前はまだ比較的安かった)、Tenorio Jr.、Robson Jorge / Olivettiをたくさん、Quarteto em Cyの珍しいの、Clube da Esquinaを4枚、União Black……とか見つけて。結局、僕の荷物は40キロ以上になってたと思う。また行かないと!

*TENORIO JR. - EMBALO


*Lincoln Olivetti e Robson Jorge - Squash


*Clube da Esquina - Cravo É Canela


Quarteto em Cy - Sapato Velho


*Banda União Black - Voulez Vous






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mixmagというサイトのブラジル版でのインタビューです。例によって、翻訳サイトでポルトガル語→英語、その英語からの日本語への翻訳なので、細かい部分は少し違っているところもあるかもしれません。ブラジルの音楽とその影響についてのインタビュー。しかし、こうやって自国の音楽についてどう思うか聞けるとか、ほんといいなあ。日本の音楽について、ダニロどう思っているのか聞いてみたい! 日本の音楽っていっても幅広いから、知ってるとしたらどのあたりの音楽なのかとか、セットやmixで使う可能性あるのかとか、色々聞きたいヨ~。そんでまた紹介されているアーティスト、曲がまた良いのばっかり。*のついている動画はオリジナルの記事にはないものですが、インタビューに出てきているので貼りました。貼った曲については、ダニロがタイトルを話しているものでないものは、検索で最初に出てくるものなどを中心に私が選んだものです。でも、コンピに入ってたなあとか、別のアーティストの元ネタじゃないかとか、聴いたことある曲もいくつもあったし、何よりどれもつぼるものばかりなのに驚き。どの曲も再生してみては最初の数秒で「おー! イイ!」となってました。これは夏のプレイリストに最高!



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