出光美術館で開催中の岩佐又兵衛展に伺いました。
和漢のあらゆる画題に挑んだ又兵衛の軸足は古典を描くことにおかれ、中でもこだわったのが源氏物語に取材した源氏絵です。
戦国武将の荒木村重の子に生まれながら、絵師として生きる運命となった又兵衛の源氏絵は目の前に光源氏が現れたかのように生々しく描かれています。
上の写真は 出光美術館が所蔵する 源氏物語 野々宮図
作品の大きさにも圧倒されます。華やかな表現が多い源氏絵の中でモノクロームの世界でありながら、顔や手をよく見るとほのかな朱色で血色がうかがえ、まるで光源氏がこの世に現れたかのような現実感を生み出しています。描かれた表情もなんとも言えず、引き込まれます。
今年は又兵衛が江戸に出てきて380年にあたる記念の年です。
人気はこれからもっと上向きになるのではないでしょうか。
又兵衛以外に当時大和絵でこの分野で本流たる土佐派の作品も拝見できます。
細密な表現には驚きます。又兵衛はこの土佐派の影響を多分に受けたかと思われますが、
又兵衛ならではのリアルな表現が独自の世界をを感じさせてくれます。
工房作であろう作品数の多さからも当時の注文の多さを物語っています。
展覧会では桃山時代の織部や楽、江戸時代の鍋島や古九谷等の陶磁器の作品も拝見でき楽しめました。
出光の次回の展覧会は古唐津。今からとても楽しみです!!
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