タイのカオサン通り、そこは世界のダメ部所属のバックパッカーたちが集まるアジアの無国籍通り。
そこで、ドイツ産31歳(多分そんくらい)、職業;旅人、 現在;バツイチ傷心バックパッカーでアジア放浪中 なダル似のルーカス君とビューティホーな出会いをする。
嫁さん浮気でよその子妊娠という人生の逆境にもめげず、バックパッカーでアジアを回るあなたはラピュタを求めて旅をするパズーよりも強く、そして美しい。
アツいドイツ産オトコ話、過去3話は こちら から一気読み!
カオサン通りにある、旅人から旅人の手に渡る青空本屋でフッと出会ったドイツオトコのルーカス、その日の夕方から夜まで一緒にカフェに行ったり、夕飯を食べに行った。
彼と話していて知ったのは、彼はアテクシと同じ哲学科出身だったということで、そこで彼の学んだ哲学の話を聞いたり、またそのディスカッションをしたり。
しかしタイでそんなハナシは今はどうでもいい。
ルーカス君、キミのオンナ関係どうなってんの?!
世界のオトコ事情収集家のアテクシとしては聞きたいところだがグッとこらえる、オトコに彼女話は自分からはふらないという無意味なマイルールを持つアテクシ。
そして知ったのが、彼は実は 長年付き合った彼女と結婚したら、その後すぐ彼女が浮気、そしてどっかの子供をはらんで帰ってきて離婚という柴門ふみのシナリオにもなかなか登場しないような設定。 か~んち、セックスしよう! の代わりに ルーカス、離婚しよ!って、そりゃキミ救われないって。
カオサン通りは11時か12時になると店でお酒が飲めなくなる。
そこでアテクシたちはミッドナイトバーに移動、名前は立派だがそこは単に路上にゴザが敷いてあってそこに座ってビールを飲む。 ちなみにこのネーミングはアテクシがつけただけでみんながこう呼んでいるわけではない。
ルーカス 『明日は海に行くんだよね? 何時出発なの?』
え・・。 もうこの夜中の時点でいまさらでしょ、あなた・・・
私 『うーん・・・ 海に行こうと思ったけどルーカスと出会ったのも何かの縁だし、15ドルくらいのキャンセル料と思えば、ツアーもいいや』
そして翌日予定していた海に行かないことを彼に言う。
ルーカス 『そしたら明日も会えるね』
このタイのカオサンでさっき出会ったドイツオトコの元嫁ハナシだの、離婚劇だの、ほんでもって1年オフ取って傷心慰安旅行しているとか、ここ一体どこよ?!と旅中であることを忘れさせるような身の上ハナシを聞きながら
この開放的な空の下、それなりの年齢なアテクシたち、いまどき中学生でも夜の公園でナニしてるか分かったもんじゃないですよ、こちとら社会の荒波にもまれてきたアダルトなアテクシたちですよ、いやおうなくだんだんと距離は近づいてくる。
ただここは路上だ。 アホなことは当然だけどもできない。アホというのはつまり、アレとかコレのことである。
しかし男性って雰囲気に流される傾向が強いのか? イヤ!女性の方が流されやすい、という意見もあるかもしれないが、アテクシに限って言ったら男性の方がある。
ということで、ルーカス君、そんなフワフワでピヨピヨな雰囲気の中、アテクシの腕とか肩にキスをしてきたりで、そんでもって、その路上バー界隈をバケツを持って花を売りに来た女性からバラを買ってアテクシにくれたり、
ちょっとちょっと、こっちもムッシュムラムラ度が上がってしまいますよ、アテクシもいちおメスですよ、
オスらしいオスには無条件で惹かれてしまいますよ!!
ということで、翌日11時待ち合わせで結局お別れした、夜中の3時。
えーー!!
別れちゃったって、キャサリンさん、そんな中途半端な、殺生な!!!
何度も申し上げるが、アテクシの人生ありえんネタばかりである。 ぜひ続きをお読みください。
翌日11時。
夜中まで一緒に外にいたため眠い。 11時になって彼の泊まっている3軒隣の宿に行った。待つアテクシ。
・・・。 20分くらい待っても彼は来ない。 寝てるのかな?
昨日、彼の部屋の番号は聞いていた。 それでアテクシ、そのまま宿の中に入り、階段を登った。
ちょうど朝シャワー(共同)を浴びようと2階は人が多い。
彼の部屋の前。 相部屋ではない。
ノックをする。
返答なし。
アレレ? シャワー中かな?
ドアの前で5分ほど待つアテクシ。
もう一度ドアをノック。
ちょっと部屋にいるのか、シャワーなのか、部屋を見てみよう。
ノブをひねる。
鍵開いてるじゃん! シャワー中か? 無用心だよ!
そしてドアを開けたら、そこに
超ショッキングなモノが目に入った。
ちょっ!オイッ!!! ルーカス君!! ドイツ産!!!!
素っ裸でベッドの上で爆睡中!!!!!!
上から下までマッパで横たわるドイツ産裸体!!!!!
アタマがドア側で、そして足は向こうの窓側なのだが、真ん中らヘンにキタロウの妖怪アンテナびんびん物語だし!!! むしろ巨木? ミスターバオバブ?
ゲルマン人、 やっぱり祖先は狩猟民族のなごりなのか、それとも臨戦態勢バッチリってことですか。
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