再発という事はやはり精神的にめげるものです。

(めげる、という表現が適切なのか本当はよく分からないのですが。)

気持ちを強く持つこと、それが大事だと痛感しますが、それでも

暫くの間はめげたままであれこれ気持ちをいじる気分にはなれずに

いました。

それと、昔もそういうことは何度もありましたが、少し体調が悪く

なったり気持ちが悪くなると、疑心暗鬼になりやすいです。

 

ともあれ、今後どうするのか決めてゆかねばなりません。

 

がんセンターの主治医によると、再発というのは全身病のような

ものだからやはり抗がん剤という事になるのだと。

(もともと僕は4期ガンでしたからそれは3年前と同じことなのです)

3年の間に色々な抗がん剤を使用してきましたしあらかた使える薬は

使ってしまったという事のようです。

ですから過去に使用した薬のどれかを再度使用するという事に

なります。

主治医はその場でどれかに限定することはなく、僕の意思を確認

しながら決めようとしていたようでした。

そこで1週間の時間をもらいその間に済陽先生にも相談しながら

方向を決めることにしました。

 

今考える大事なこと

 

1.大きくなってきたガンの勢いをまずは止めること

  ただ手術後4か月という事と3年間抗がん剤を使用してきたと

  いう事からあまり強い薬を使う事は避けたい

2.抗がん剤と食事療法と休養を軸に治療を図り、できるだけ

  半年以内に治癒を図りたい

3.自宅で休養をしながら仕事を少しずつ続けられることと

  (時々はゴルフのラウンドも続けたい、ただし無理は禁物)

 

この前提で済陽先生ともお話をすることができました。

 

済陽先生によれば再発と言ってもまださほど大したレベルではないので

抗がん剤と食事療法と休養を軸に充分治癒が期待できるという

事でした。

それに過去に既に同じようなやり方で転移巣を消失させてきたわけ

ですから、やり方は分かっている筈ですよね。

 

1週間の期限が来て主治医と再度話し合いました。

 

主治医もやはり今までの経緯からしてあまり強い薬を使うと結局は

薬に負けて投薬に挫折することにもなりかねないと危惧していたよう

ですから結論はすぐに出ました。

 

TS-1(経口薬) 80mg/day (標準量120mg/day)

    2週間投与、1週間休薬の3週間周期

2クール経過後の3月末にCT検査を行い、経過次第で

TS-1を継続するか薬を変更するか別の処置に移行するかを

検討する。

 

まずこれで行きます。

 

まずは3月末のCT検査まで再度頑張ってやってゆくことにします。

 

 

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