先日の経過報告の続きです。

今日の記事は検査結果を自分がどう解釈するか、治療方針に

どう反映するのか、というようなことです。

 

リンパ節がほぼ消失してくれたのは本当にありがたいことですが、

 

少しばかり胃の腫瘍が大きくなってしまった、  この胃の変化に

関しては思い当たることがあまり無いのです。

前回の検査後に書いた9月の記事、ここで病状は踊場状態が

長く続いていると書きました。

http://ameblo.jp/chobi-0228/entry-11018439124.html

そしてこのタイミングでマイセラピーの見直しをしたんです。

(このマイセラピーは後日記事にします)

基本は大きく変わりません。

ただハイライトとしては以下の2つが追加されました。

  1.済陽先生のご指導に沿って体を充分休めること

   外出は週の半分以下に制限し、半日程度の活動に

   制限する。

   自宅にいる時もなるべく体を休める、横になる。

   夜は9時に就寝を心がける。

  2.済陽先生の西台クリニックで隔週で高濃度ビタミンC

   点滴を受ける

1は実は6月から徐々に始めていましたが、すぐには生活を

切り替えにくかったのが本音です。

9月にメキシコのガン治療クリニックを幾つか見学した時に

インスピレーションが湧き、そうだ、自分の家がクリニックの

つもりで養生しようと思い立ったのが良いきっかけでした。

 

今回あんなにしぶとかったリンパ節がほぼ消えてくれたのは

 

この2つが加わったせいだと思いますし、それしか思い当たりません。

だから胃が少し悪くなった、というのはよく分からないのです。

強いて言うなら

  -11月の前半に風邪を引き微熱、咳、痰が10日間くらい続いて

    横になっていた。

  -もしくはリンパ節などが良くなってゆく過程での一時的な

   フレアアップ?

 

----------------------------------------------------------

 

さて、何にしろ胃が少し悪くなるとがんセンターでは抗ガン剤を

変更することになるようです。

胃の手術は今はしたくない、という僕の意志を尊重していただけたのは

ありがたいことですが、そうなると次の薬はどうしましょうか、という

話になります。

原点に立ち返ると現代医療では、

  -僕のような遠隔転移の進んだ4期癌では抗ガン剤で完治することは

    想定できない

  -抗ガン剤はあくまで延命治療である。

  -ある抗ガン剤が腫瘍を4週間以上1/2の大きさにしてくれることが

    あればその抗ガン剤は効いたという事になる

  -しかし腫瘍が一時的に小さくならなくても現状維持を続けて

   いればその抗ガン剤は奏功しているとみなして使い続ける

  -腫瘍が大きくなればガン細胞が抵抗力を得て増殖が始まったと

   みなして薬の変更をする

  -いずれ薬は使い果たすのでその時点で手術とか放射線などに

   持ち込めなければ手は無くなる

という事だと思います。

 

僕は2年強の間にいくつかの薬を使用しましたので主治医によると

 

あまり選択肢は残っていないそうです。

その中でパクリタキセル(タキソール)がどうやら軸になるようで

単剤での使用、もしくは5-FUとの組み合わせなどが提示されました。

以前に済陽先生からもパクリタキセルという名前は小耳にはさんで

いたので、ああそうか、やはり医学的には流れはあまり違わないのだ

と受け止めました。

 

ただ今まで使用していたイリノテカンは隔週、それを最近3週おきに

 

してもらっていたのですが、このパクリタキセルは何と毎週点滴!!

結局12月12日から

  パクリタキセル ウィークリー投与 

      週1回3週間続けて点滴、 その後1週間休み

を繰り返すことに決定しました。

 

これだと副作用が点滴後に数日以上続くことを考えると、もうほとんど

 

身動きができない状態になりそうです、、、

新しい薬なのでどんな副作用になるのか、個人差もあるからまだ

分かりません。

あまり内臓疾患は無く手足の痺れが出ることがあるとか、毛髪が

抜けるだとか聞かされましたが。

 

複雑な気持ちで今回の検査結果を受け止め治療方針を決めることに

 

なってしまいました。

ただこの結論にたどり着くころには大分覚悟も出来上がりつつ

ありました。

 

しぶとかったリンパ節が消失したのは今やっていることが

 

間違っていないという大きな証。

胃の手術は先延ばししてこの冬を正念場として完治を目指す。

そのために毎週の抗ガン剤と、済陽先生の指導のもとに

マイセラピーで集中して食事療法や解毒などに努め、更には

体を養生することに専念する。

(残念ですがゴルフもだいぶラウンドの回数を制限することに

 なります。  ゴルフ友達には不義理をすることになります。)

自分でスローガンを作りました。

My Therapy in Clinic @ Home

自分は患者であり、看護師であり、炊事や身の回りの事も行う

まかないでもあるという意味です。

マイセラピーの内容に関しては近々記事にするつもりです。

 

 

フォローしてね!

よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。