アド・バード/椎名 誠
¥950
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この本は、今年の集英社のナツイチで紹介されていた1冊です。

初めて椎名誠さんの作品を読んだんですけど、正直言って初めの方は意味がわかりませんでしたガーン


でも、なんとなくですが読み進むうちにこれが椎名さんワールドなのかな?って、思い始めました。

この話は、時代背景もよくわからない違った意味でのSF物です。


話の筋としては、マサルと菊丸の兄弟が、死んだと思っていた父親がひょんなことから

生きているというのがわかり、その父親を探しにマザーK市に冒険の旅に出た。


色々な出来事に遭いながらも、なんとかマザーK市に来てみると、そこは異常に発達した広告が全てを支配する未来都市化していた。

奇妙な植物や生物がいたり。。。人間?っていうものもいたり。。。


そして、父親の探索が途中から強奪された弟を取り返すという目的に変わっていたが、

その弟を探しているうちに、父の消息もわかってしまい。。。

意外な(多少予想は付くのだが。。。)結末に。。

まっ、椎名ワールドを経験してみたい方は、ご一読を。