4つくらい前の記事で、配属先で行った出張について書いた。
最終的にめんどくさくなって中途半端な文章で放置してしまったが、パソコンを整理してたらメモみたいのが出てきたので思い出しながら続きを書いてみる。
今回の出張では、何度となく上司が僕を散歩に連れ出してくれ、ゆっくり話をすることが出来た。
夕暮れの浜辺で波音を聴きながら。
環境について、仕事について、片言でいろいろ話す。
この上司は唯一、僕のブロークンな現地語を理解してくれる人。
なので気を遣わずに接することが出来る。
「僕は役に立てているのだろうか」
以前から気になっていたことを率直に尋ねた。
もちろんだ。
お前はたくさんの教材を作ってくれた。
これからも一緒に仕事をしよう。
念願の延長打診。
でももう帰国も迫っていて難しいからと後任の要請を提案してみる。
もうちょっと早くその言葉を聞きたかったという気持ちもあるが、まぁそれも神様が決めたこと。
これでいい。
夕飯を済まし、再び外を散歩すると星がキレイだった。
この国に来てから星空を見上げるのは初めてかもしれない。
「お前にこの景色を見せたかったんだ」
なぜかそんな台詞を口にする上司に、キョトンとしながらもグッと来る。
翌早朝、お祈りを済ませた上司に散歩に行こうとまたもや誘われる。
朝の海は透き通っていて、昨日とは違う景色だった。
砂浜で裸足になると気持ちいだろ?
こうやって地球からエネルギーを貰うんだ。と上司。
、、うん。
とりあえず真似してみる。
教室のなかだけじゃなくて、外で自然を感じながらする環境教育もいいよねと提案した。
そんな1泊2日の出張ワークショップ。
兼卒業旅行みたいな。
今まで職場での上司しか知らなかったけどプライベートの一面が見えて、ちょっと距離が縮まった気がした。
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