『同じ国に同じ職種の隊員がいる』
これはとてもありがたいことだ。
たまーに、同職種で仲悪いパターンの人たちもいるけど。
腹割って話せる関係になった方が明らかに活動にはプラスな気がする。
だって僕は彼と話してる時間がとっても楽しい。(恋愛感情ではない)
たとえるならオタクのオフ会みたいなもんだろうか。
環境教育が趣味だという変態同士のオフ会。(全世界の環境隊員すまん)
これは一方的な片思いかもしれないので、今から話すことは個人的な見解である。
僕は普段の活動ってある意味実験だと思っている。
『○○という働きかけをしたら○○という反応が返ってきた』
日々そんなデータを集めながら、あーでもないこーでもないを繰り返す2年間。
配属先の人やワークショップに参加する子ども達を巻き込んでの壮大な人体実験。
もちろん他者だけでなく自分も含めて実験台。
これ訓練所で話したら、私を実験台にしないでねみたいなリアクションもあったので、人によっては抵抗ある言い回しなのだろうか。
まったく悪意のかけらもないことを伝えておく。
ちょっと脱線するが、僕はあまり人間という生き物を知らないのである。
なんというか。
もちろん僕も人間なんだけど。(おそらく)笑
未知な対象である人間という生物について、もっと知りたいだけなのだ。
『実験』という言葉に『試す』というニュアンスがあるからアカンのかな。
カマかける的な意味の『試す』じゃなくって、試行錯誤的な意味で受け取ってもらいたい。
職人が本気で探究してる感じの。
話を元に戻す。
とにかく実験の連続なので、当然被験者は多い方がいい。
だって単純に考えてみてほしい。
週2回ワークショップをするとして×2人=週4回ぶんの気づきが共有できる。
「こんどそっちでこんなん試してみてよ」とかも言えるし。
「やってみたけど参加者こんな反応だったよー」とか。
それってめちゃめちゃ効率的でしょ。
僕が日本で働いていたキッズプラザ大阪の創作工房では、ワークショップの指導員が15人くらいいて、それぞれの気づきをシェアできるようなシステムがあった。
ふりかえりノートを読むだけで目から鱗の連続落ち。
これはワークショップを深めていくうえで外せない考え方なのだ。
もうひとつ、同職種の隊員と相談することのメリットがある。
頭の中にあるものをとりあえず外に出すということ。
そうすることで客観的に自分を眺めることが出来る。
これはブログを書いてる時の感覚にも近い。
まだフワフワのアイディアでもいいからとりあえず並べる。
話してる瞬間、なんか言葉が上滑りするなぁと自分で気づいたらその違和感を大切にしよう。
逆に、話すと同時に血沸き肉躍る感覚が得られていれば、そのアイディアは試す価値があるというもんだ。
吐き出した言葉が偽物かどうかはリアルタイムで体が教えてくれるっていうか。
そうやって散らかった頭の中を整理したらいい。
話した後はしばらくグルグルひとりでも考えるが、なんとなく忘れてしまおう。
すると突き抜けた瞬間、急に何かがひらめいたりする。
最後に唐突だが帰国後のビジョンについてサラリと伝える。
僕は彼のような仲間といっしょに仕事ができたら幸せだろうなと感じた。
向こうは○○さんと同僚になるのめんどくさいっすとか言いそうだけど。笑
いや、別に彼がどうとかではなく、同じ方向を追究して、時には趣味みたいに遊びの延長で金儲け出来たらサイコーだなと思った。
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