研究員チリュウさんの見た
東京eスポーツフェスタ
ポケモンGOゲット&バトルトーナメント
振り返りのお話(注:まとまってないから長いぞ)
気が付くとほぼ毎日ポケモンGOラボに居る僕ですが
その日、気が付いた時には
参加権落選していたにも関わらず
東京ビッグサイトの会場に到着していた
前夜、様々な情報から
大会エリアにポケストもジムも無い事や
前日下見をしていたピカママさん達のツイ情報で
QR読み式のイベントとはちょっと違う様子を
なんとなく感じてたり
また、これは僕の前々からの予想ですが
決勝をライブビューイングもするという事から
大会でゲット出来るポケモンは
PvP映えするポケモンに違いないと踏んでいたり
いずれにせよ落選組でしたが
ポケモンGOPvPの新たな試みが行われるその場所へ
行かない理由を探す事の方が、僕には難しかったと思う
9:50頃
当選された方が続々と大会エントリーを済ませる中
特にやる事も無く、会場入り口で
知り合いの顔を探していると
ゆふいん君がエントリーにやってきた
意気込みを伺うと
「期待してて下さい」
いつも通りの笑みと、自信に満ちた表情で一言を頂く
間違いなくポケモンGOPvPでトップの実力者であるし
ゲット大会予選に関しても
レイドアワーで新宿の街を
共に歩かせて頂いた事があるのだが
彼の歩速なら、そう心配する事も無いだろう
優勝候補筆頭は、ゆふいん君だ
10:00頃
参加者のヤドさんを捕まえて、大会概要を教えて頂き
QRイベントでは無い事や、大会エリア内で湧くポケモンを確認
予想通り、PvP向けのポケモンが湧き易くなる様子
この日の早朝に、第5世代ポケモンに追加実装があったが
流石に、情報の少ない新ポケモンを使わせる事は無く
あくまでも競技として慎重に考えられている内容が伺えた
そして、10:30頃になって大会ポケストが
生えている事に気付く
大会参加権も無く
手ぶらで行った僕としては嬉しい話
PvP戦力になるポケモンが
大会参加者でなくても捕獲可能という事を表す
実際には大会エリア内で湧く対象ポケモンの捕獲率設定を
競技向けに低捕獲率にしてあり
ハイパーボール+カーブエクセレントでも
一発捕獲出来ないという難度
いわゆるボール泥棒な罠が設定されていた為
易々と厳選捕獲は出来なかったけど
ナイアンが出来る事も昔と比較して
だいぶ様変わりしている事がよく解った
S2セルなどの区画単位で、特別なポケストを生やしたり
湧くポケモンの捕獲率まで調整出来る事
それをタイマー設定で、コントロールも可能なのだろう
お台場というロケーション且つ
今回は最も危険回避が可能なエリアを選んでおり
流石に私設大会で、今回の仕様と
全く同じ事をやるのは難しいかもしれないにせよ
この事から今後、自治体や企業のスポンサードで
ゲット&バトルの大会が開催可能という事とも観れる
それを体感出来た事に僕は多大な期待感を感じるし
ポケモンGOのイベントビジネスも
そうした細かなオーダーで開催される日が
近い将来、増えていく事を願って止まない
この日、ポケモンGOが
新しいフェーズへ突入したと僕は密かに捉えつつ
そうは言っても、まずは楽しもうじゃないか
11:00ゲット大会が始まり
合流した落選組杉並PvP勢の皆さんと
歩き慣れたお台場を
大会参加者を追う様にして歩く
なんだこの捕獲率はw
さっぱり入らねーw
そんな悲鳴もあげながら
スリープやクヌギダマが湧くエリアに入り
俄然テンションが上がる僕ら
奇跡的に大会エリア判定が欠けていたポケソースから
キバゴをゲットしたり
メロンさんにイロチがぶっこんだりしながら
落選組なりのエンジョイ捕獲を堪能
また暫くして
大会開始から30分程経った頃だろうか
前方から大会参加のまさたそ君達が
エリアを折り返して来た
「たぶん予選通過です!」
その屈託の無い笑みからして
どうやら、ゲットチャレンジを
トップグループで終え
予選通過を確信している様子
仮に僕が参加していたとしても
確かに頃合いの時間だった
陸続と、競技参加ビブスを着た参加者達が
折り返して来る
ゆふいん君ともすれ違い
心なしか、やや心配そうな表情に見えたが
結果は皆さんの知っての通りだ
後で聞いた話、なんだかんだトップタイムだったらしい
その後、僕らはガンダム参拝しつつ
来た道を折り返して昼食
そこからフライト式トーナメント大会へ
フライトトーナメントに参加して気付いた事として
やはりみんなPvPを楽しみにこの会場へ来ており
普段、私設大会にこそ出ていない方でも
メタ環境は押さえていたり
僕の結果的には、決勝負けでしたが
まあ、それはともかく回線環境が、著しく悪いw
決勝を始めるのに15分程掛かってしまい
かなり歯痒い思いをした
隣のブースのNTT東日本
5Gの宣伝以前にやる事あるぞマジ仕事しろw
などと、冗談まじりに思いながらも
この後のバトルトーナメントが上手く進行されるのか
懸念材料は拭えなかった
15:00前後になり
遅れて到着したバトルトーナメント観戦組とも合流し
ゆふいん君、まさたそ君達の予選通過情報などで
盛り上がりつつ
翌日の私設大会に向けスパーリングをする方も居れば
他のブースを見学する方など各々にフェスタを楽しむ
僕は、なんなら突発シルフやろうかとも考えてましたが
トーナメントも間近の場所から観戦出来そうだった為
開催をキャンセルし、幾つか技術系ブースを見学
eスポーツを取り巻く環境も
様々な企業の技術で支えられて成り立っている事を知る
VRインターフェースなんて
子供の頃には全く想像出来なかった未来だし
現に、今触っている端末も然り
スゲー時代になったものだと関心した
競技者でありたい自分の視点としては
今の環境は羨ましくも思えるが
小さな規模とは言え、大会の開催を行っている立場として
こうした技術革新が身近なものになっていく事は
10年前の僕にも想像が出来なかった世界である
まだまだ手頃なインフラとは言えない面も
もちろんあるのだが、僕もいつか
そうした「魅せられる」環境での大会を
開催してみたいものである
16:00いよいよバトルトーナメントが始まる
懸念していた回線環境はやはり影響があり
鉄骨の屋内でのPvPは、ホント難しいなぁと
改めて、大会を開催する側の立場で
ロケーションの課題を考えさせられた
殊更、この課題についてはこの場で
掘り下げないけども
特に、全く試合を始められなかった
ピカママさん、その対戦者さんは
歯痒い思いをしただろうし
ポケモンGOでの大会運営の難しさは
まだまだ課題が山積していると考えられる
試合も進み
途中、声の通る、みをつくし君が
興奮するあまり外野から対戦の手の内を語ってしまい
まさたそ君にむっちゃ怒られる場面もあったりしたが
(流石に僕もそれは隣で注意させて貰ったが、それだけ良い試合が繰り広げられていたという事で擁護させてもらう)
まさたそ君が、決勝進出を決めた
いや、ホント大したものだ
回線だって決して良くなかっただろうし
今日捕まえられるポケモン環境から
ハガネールの選出に至った着眼点や
会場独特の緊張感もあっただろう
スポーツマンシップも素晴らしく
取材カメラマンの方も、彼の動向にかなり注目していた
まさたそ君が決勝進出を決める反対側で
結局回線の良い環境へ一時的に移動し
1回戦を進めていたピカママさん達が
会場へ戻ってくる
次のカードは
ゆふいん君対ピカママさん
どちらも私設大会タイトルホルダーで
なんなら決勝のカードでも間違いない程の実力者同士
大会のルールにて
準決勝までは1本勝負で決着するルールだっただけに
もっと観戦したいカードだ
両者とは、僕も別の私設大会などで
僕も手合わせする機会があった為
両者の実力を、オッズ的な見方をすれぱ
ゆふいん君が優勢かと観ていたが
1本勝負ならピカママさんの可能性もあった
しかし、王と呼ばれるだけの事はある
結果はゆふいん君の勝利
ピカママさんも
使い慣れ、愛着のあるポケモンを
チョイスしている様子ではあったが一歩及ばず
ゆふいん君に後を託すカタチとなった
ゆふいん君の準決勝は
申し訳ないかな、喫煙者の性により観戦せず
遠い場所の喫煙所へ移動させて頂いた
とはいえ、2本先取になってしまえば
ゆふいん君が、易々と負ける訳が無い
結果は皆さんのご存知の通りだ
決勝戦はメインステージにて
MCや実況解説も付き
ライブ配信も行われる大舞台
ちょっとだけ僕の自慢にもなるけど
ゆふいん君も、まさたそ君も
僕の開いたシルフの小規模大会にも参加してくれるし
対戦した事だってあるんだぜと
子々孫々に伝えたいくらい素敵なステージだ
決勝の流れについては
アーカイブ配信などを参照して頂くとして
現地から見た彼らは、本当に笑顔で
その大舞台を楽しんでいる様子が常に伝わってきた
回線の不調や、第三者のマッチング割り込みという
ナンセンスな妨害のせいで
なかなか試合が始まらなかったが
柴田アナの素敵な繋ぎや、スタッフさん達の
多大な尽力のおかげ、また決勝の場でも
スポーツマンシップを忘れず、成長を続ける彼らの笑顔や
会場に駆け付けた方々の熱い声援もあり
いよいよ試合が始まる
試合の内容はここで解説するのも野暮なので
割愛させて頂くが
あの環境でお互いにミスもせず
ギリギリの最善を尽くしきった彼らを
大手を挙げて称賛したい
さて、せっかくの盛り上がりを見せた大会だったが故に
残念な話にもなるので、以下の事は
触れる事も憚られるのだが
大舞台なだけに、くだらない嫉妬をする人間も居るし
どうしたって運営の段取りで
目に着くところもあるだろう
それは僕も競技者としての立場で言えば
大会に参加出来なかった事で
嫉妬する気持ちがゼロではないし
小規模ながらも、大会の運営を経験している立場としても
競技者が気持ち良くプレイ出来る環境の配慮で
歯痒い点は幾つもある
ただ、そんな話の多くは結局外野の話でしかなく
あの素敵な場所に居合わせ、肌で感じた僕からしてみれば
そんなやっかみも、悲しい言葉たちも
重箱の隅をつつく様な無意味な揚げ足取りも
くだらない
決勝で素晴らしい対戦を見せてくれた2人の
あの笑顔が、最高の勝利の姿なんだよ
今、この記事を
いつもの様にポケモンGOラボにで書いているのだが
ひとつの素敵なエピソードを添えて
この長い話を終わろうと思う
まだ、僕の腰の位置にも届かない背丈の子供達が
PvPの対戦相手を募集して、子供同士で対戦をしている光景を
僕は、このラボに通っていて初めて見た
大会の中継を見て、PvPをしようとしたのか
単なる気まぐれかは解らないが
今ここでバトルを楽しんでいる子供達の姿が
全てを物語っている
決勝の2人の姿も
もとを辿れば、この光景に集約されている事を
僕ら大人達はもう一度思い出して欲しい
対戦してくれてありがとう
またバトルしような