みなさん、こんばんは。

はじめまして、シオカワスクール26期卒業の勝田小百合です。


前回の記事で坂本先生が石巻でのボランティア活動について報告して下さいました。

私のレポートについては、以下のブログに書いておりますので、よかったら読んでみて下さい。


被災地で思ったことパート1

被災地で思ったことパート2


俳優の小橋健児くんが、この時の映像を撮影してくれたものが、ユーチューブにアップしてあります。

私達はちょろっと写っているだけですが、活動の雰囲気は伝わるのではないかと思います。



NPOオンザロードのある1日


現地ではまだ多くの方が避難所生活をされています。

津波の被害は甚大で、仮設住宅を建てる場所すらなかなかないため、復興には時間がかかっています。

仮設住宅に当たるのは、宝くじみたいなものだとみなさんおっしゃっていました。

多くの避難所は体育館なので、床も硬く、自らも津波で流されて九死に一生を得た方をはじめ、

余震や長引く避難生活で、体全部が硬くなって、安眠できていない方も多く見受けられました。

マッサージの方などはたまにいらっしゃっているようですが、カイロプラクティックの持つ役割は

この状況の中、身体のケアとして、とても大きいということを、実際行って実感いたしました。

まだまだ施術を必要として下さる方がいます。

もし、カイロプラクティックのボランティアスタッフとして現地に行きたいという方がいましたら

ぜひ下記までご連絡下さい。

出来れば同志を3、4人集めていただけるとありがたいです。

現地に入れる日と人数、名前、連絡先、滞在期間などを教えて下さい。

週末だけ、または3日間などの短期でもいいと思います。


http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/mailboxform/


私自身はしばらく仕事が詰まっているので行けないのですが

何人か集まった時点で現地と調整して、コーディネイトのお手伝いをさせて頂きたいです。

持ち物はテントと寝袋と施術用の折りたたみベッドが必要です。

4、5人揃えば、レンタカーなどを借りて、みんなでシェアして行く事が出来ます。

レンタカー代、ガソリン代で約6万円くらいでした。

食べ物は一泊につきお米2合を持っていき、あとは1日500円払えば

3食ボランティア用の食事を食べることが出来ます。

お風呂は、400円でボランティアビレッジの隣の温泉に入ることが出来ます。

現地ではNPOオンザロードのボランティアスタッフとしての活動になります。

こちらは一般のボランティア募集のページですが、参考にどうぞ

ドロ出しなどに行かない場合は、長靴などは不要です。


http://saigaishien.jp/volunteer/


余震などもまだ続いていますし、原発事故も収束していない中ですので、

くれぐれも無理されないで下さい。

よろしくお願いします。


ナチュラルカイロプラクティック

勝田小百合



震災から20日が過ぎた3月の終わり、後輩のカイロプラクターである勝田小百合 さんからメールが届きました。

「カイロプラクターで現地へボランティア活動に行けないかと考えています」

彼女はオーガニック化粧品 の会社もやっていて、幅広い人脈を持っています。
その中に、東北方面のNGOの方もいるので連絡を取ってみてくれるとのこと。
何の躊躇もありませんでした。
「僕らを必要としている人がいるならば行きましょう」

その後、いくつかのNGOに掛け合い、4月10日に石巻を中心に活動しているNGO団体 オンザロード が僕たちを受け入れ、避難所を紹介してくれる話が決まりました。

出発日を4月24日、現地で丸二日間の活動の日程を定め、何人かの友人カイロプラクターに声をかけ、今回のカイロプラクティック支援チームを立ち上げました。

初回ということもあり、現地で何があるかわかりません。
そのため5名の少数精鋭チームで行きました。

今回のチーム構成は、私、坂本(アディオカイロプラクテック )、勝田先生(ナチュラルカイロプラクティック )、黒松先生(タツミカロプラクティック )、横山先生(みさきカイロプラクティック )、吉田先生(シオカワカイロプラクティックオフィス )。

カイロプラクターズ@Jpのブログ

の5名と、勝田さんの友人でギタリストで指圧の心得もあり、被災地へ以前も支援活動に行っている大介さん。
合計6名で二台の車に分乗し宮城に向かいました。


今回、施術の支援のほかに大きな目的がありました。
それは、被災してしまった石巻在住の友人カイロプラクターである阿部先生に、施術するためのベットと検査器具を届けることでした。
前日、ベット類を提供してくれた八王子の医療機器業者㈱ウイン さんに僕は出向き、ベット類のほかに「被災地へ届けてください」と大量の枕と腰椎クッションを預ってきました。

荷物満載のハイエースで出発です。

カイロプラクターズ@Jpのブログ


現地に到着したのは11時過ぎ。
テントを張り、車とテントに分かれて明日に備えて身体を休めることにしました。

午前6時、慣れないテントと寒さで少々寝不足の朝を迎えました。
オンザロードのボランティアビレッジは、朝夕にボランティアに食事を用意してくれます。

カイロプラクターズ@Jpのブログ

質素な食事ですが、なかなか美味しいです。
なにより野外で皆と食べるゴハンは最高です。

カイロプラクターズ@Jpのブログ

オンザロードのボランティアビレッジは、公共の温泉施設の隣にあるので、労働の後は温泉も入れます。
田尻駅からも近く、ピックアップもしてくれるので、車も無く、一緒に行く仲間もいないような人も全然OKですよ。

オンザロードさんが用意してくれていた避難所は3箇所。
そのくらいですと、時間も余るので泥出の手伝いをしようと長靴などの準備をしていったのですが、勝田さんのブログの読者さんで、石巻在住の方から「来て下さい」との連絡が当日の朝ありました。

そのため最終的には、4箇所の避難所。1箇所のケアホームを2日間で周り、150名ぐらいの方にアジャストメントを提供しました。

まずは、阿部先生の「はとば接骨院」に向かいました。
被害の大きかった渡波地区にあるため、道中は潰れた建物、ヘドロにまみれ積み重なった車、などテレビで見ている光景が続きます。
そして、匂い。微生物を大量に含んだヘドロが発しているのですが、凄いです。暑くなるまでに片付けなければひどいことになりそうです。

阿部先生に教わった住所に着くと、そこには周りの景色とは不釣合いなほど、ピカピカのオーラを発している建物。
そう、阿部先生のはとば接骨院です。
床上浸水の状態を皆で修理して、この日から施術を再開したそうです。
僕らが到着したのは9:30。開院は10:00からですがオープンを待ちきれない患者さんたちが続々とやってきます。

なにより嬉しかったのは、阿部先生とスタッフの皆さんの笑顔。
辛いこともたくさんあったのでしょうが、そんなことを微塵も感じさせない明るい笑顔を患者さん、そして僕らに振りまいていました。
こちらが逆にエネルギーをもらっちゃいました。
ありがとう!

カイロプラクターズ@Jpのブログ



阿部先生の治療室を後にして、避難所に向かいます。
震災から一月以上経っているので、元気な方は避難所を出て家の片付けや仕事に行っているため、昼間の避難所はそれほど窮屈な感じはなく皆さん静かに過ごされていました。

カイロプラクターズ@Jpのブログ

カイロプラクティックを知っている人など当然いませんので、初めは「何をしているのか?」と用心して他の人が受けているのを見ていた人も、アジャストを受けた人の「背筋が伸びた」、「膝が動くようになった」、「エネルギーが湧いてきた」など、自然な感想を聞くと「私も!」と近づいてきて、どの避難所でもいらっしゃる方のほとんどをアジャストして来ました。

避難所で感じたことは、皆さんが明るいこと。
オヤジギャグや下ネタの冗談を飛ばしながら、皆さん暮らしていました。
苦しい思いをして同じ屋根の下に暮らしている他人同士。
誰かが、暗い顔をしていたらプラスになることはひとつもありません。

まだまだ、書きたいことはたくさんあるのですが頭の中が一杯で、まだ整理中です。
また続編を書いていきたいと思います。

現地で実際にボランティアに行って感じたこと。
健康な体を持ち、寒かろうが、ベッドが無かろうが眠ることができ、しっかりとした挨拶などの社会活動ができ、自分自身で判断して行動を起こすことができれば、男でも女でも、若者もおじさんも被災地でのボランティアは出来ます。

東京に戻る僕らの車に、先に現地入りしていた若者が同乗したのですが。
皆それぞれ面白い経歴の持ち主で、運転しながら彼らの話を聞いていて感じることがたくさんありました。

とりあえず動け!考えていても仕方が無い、最善の方法などないのだから!

この震災の復興には長い時間、資金、マンパワーが必要です。
まだまだ、人が足りません。
小さなNGOは、資金がありません。手弁当で活動しています。

何かしたい!!と思っている方。
オンザロード にコンタクトを取ってみてください。
あなたも必要とされています。

僕も時間を取って、何度も行こうと思います。
カイロプラクターズ@JPの皆さんも一緒に行きましょう。
日程が決まったら告知します。

現地にはアジャストメントを必要としている人がいます。


アディオ・カイロプラクティック
坂本 剛





私のオフィスの隣駅である、綾瀬の東京武道館 が被災された方の避難所になっています。
僕にできる事は何かないかと、一昨日行ってきました。

もちろん、闇雲に行っても仕方がありません。
私の支援できる内容、方法、経歴などを書面ににして持参しました。

避難所には、足立区支援センターが設けられていて、そちらでボランティアの登録を行っていました。

事前情報でわかってはいたのですが、やはり避難所の中での施術は無理みたいです。
周りには東綾瀬公園があるので、野外でとも考えましたが、許可を取るのに時間が掛かりそうです。

そこで僕は、自分のオフィスで時間を決めて 被災された方を無料で施術する事にしました。

その内容を明記したポスターを作り、避難所の掲示板に張り出してもらうことになりました。

隣駅なので、10分ほどで私のオフィスに来ることができます。
微力ですが、お役に立てるよう頑張ります!


このたびの東日本大震災に被災された方へ心よりお見舞い申し上げます
一歩一歩 一緒に歩いて行きましょうビックリマーク


私の居る所は北海道なので、そんなに揺れは無かったのですが、テレビを見て言葉を失いました。
被災地の方の心情を思うと辛いです。


改めて命の大切さ、物の大切さ、人の気持ちの大切さについて考えさせられました。


何かできることはないかと考え、献血に行ったり、義援金を寄付したりしていますが、
まだまだ足りないと感じていました。


そんな時に坂本先生に声をかけていただき、このブログに賛同し、参加させていただくことになりました。

微力ではありますが、日本に笑顔を取り戻したいです。

みなさん、今こそ 力を合せる時だと思いますパーーーンチ!


長い道のりになりますが、諦めずに一緒に歩んでいきましょう!

今のところ義援金を送ることしかできませんが、これからも毎月やっていきますグー