背骨のゆがみと聞くと、左右に傾く・左右に捩れるといったゆがみはよく耳にするかと思いますが、前後にゆがむというのは状態はあまり知られていません。
そこで、今回はこの背骨(脊柱)の前後にゆがみについてお話していきます。
次に、左の画像の状態を、過剰S字カーブといいます。この背骨(脊柱)のゆがみは、正常な状態に比べ、首の骨(頸椎)、背中の骨(胸椎)、腰の骨(腰椎)の湾曲が大きいものをさします。この時、各部位ともに体の後ろ側(背面)の筋肉は過緊張をおこし、筋肉性の首の痛み・背部痛・腰痛などを引き起こす原因になります。
また、腰の骨(腰椎)が過前弯していることで、肋骨の下部が広がり、ウエストのくびれがなくなる原因になります。さらに、腹部では前側に張り出すような格好になるため、腹筋やインナーマッスルの筋力が低下し、ぽっこりお腹の原因にもなります。ゆがみをなおす >>
次に、左の画像の状態を、S字カーブの減少といいます。左の画像はわかりやすくするために極端にしたものですが、このようにS字カーブの湾曲が少なくなり、より平に近づいた状態をいいます。聞き覚えのある言葉でいえば、ストレートネックなどはこのS字カーブの減少の一つに含まれます。
最初に、S字カーブとは上半身のバランスを取るためと、重力による上半身の重み(力)を逃がす役割があるとお話ししましたが、S字カーブが減少している場合、上半身の重みは外に逃げることはなく、ダイレクトに背骨(脊柱)にかかります。
それにより、骨と骨の間にある椎間板に負担がかかり、ヘルニアを起こす原因の一つになります。
背骨(脊柱)の前後のゆがみは健康面・美容面ともに非常に悪影響を及ぼします。
今後は左右のゆがみだけにとらわれず、前後のゆがみ・バランスの崩れも踏まえたうえで、毎日の体のケアにあたってください。
O脚・X脚、骨盤のゆがみ…下半身にテキメン!整体師が考案した骨から美脚ストレッチ
この度、KADOKAWA(角川)様より、わたくしのストレッチ本が発売されました。
全身のバランスや太ももや股関節などのストレッチを、パーツ毎にプログラムにして紹介しています。また、脚が太くなってしまう細くならない理由なども紹介しております。
よろしければご一読ください。よろしくお願い致します。
そこで、今回はこの背骨(脊柱)の前後にゆがみについてお話していきます。
背骨のゆがみ:過剰S字カーブの背骨
次に、左の画像の状態を、過剰S字カーブといいます。この背骨(脊柱)のゆがみは、正常な状態に比べ、首の骨(頸椎)、背中の骨(胸椎)、腰の骨(腰椎)の湾曲が大きいものをさします。この時、各部位ともに体の後ろ側(背面)の筋肉は過緊張をおこし、筋肉性の首の痛み・背部痛・腰痛などを引き起こす原因になります。
また、腰の骨(腰椎)が過前弯していることで、肋骨の下部が広がり、ウエストのくびれがなくなる原因になります。さらに、腹部では前側に張り出すような格好になるため、腹筋やインナーマッスルの筋力が低下し、ぽっこりお腹の原因にもなります。ゆがみをなおす >>
背骨のゆがみ:S字カーブの減少の背骨
次に、左の画像の状態を、S字カーブの減少といいます。左の画像はわかりやすくするために極端にしたものですが、このようにS字カーブの湾曲が少なくなり、より平に近づいた状態をいいます。聞き覚えのある言葉でいえば、ストレートネックなどはこのS字カーブの減少の一つに含まれます。
最初に、S字カーブとは上半身のバランスを取るためと、重力による上半身の重み(力)を逃がす役割があるとお話ししましたが、S字カーブが減少している場合、上半身の重みは外に逃げることはなく、ダイレクトに背骨(脊柱)にかかります。
それにより、骨と骨の間にある椎間板に負担がかかり、ヘルニアを起こす原因の一つになります。
背骨(脊柱)の前後のゆがみは健康面・美容面ともに非常に悪影響を及ぼします。
今後は左右のゆがみだけにとらわれず、前後のゆがみ・バランスの崩れも踏まえたうえで、毎日の体のケアにあたってください。
背中のゆがみを矯正したい >>
O脚・X脚、骨盤のゆがみ…下半身にテキメン!整体師が考案した骨から美脚ストレッチ
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