どちらがいいのか高校受験と中学受験      

中学受験と高校受験はどちらがいいのか。

その答えはありません。
「住む地域」と「家庭の考え方」と「子供」によるからです。

子供の中学受験と高校受験を通して
私が思ったことを思うがままに書き連ねるブログです。


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ぴーちゃんの美学?

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ぴーちゃんがよく言っていました。


「塾に行っているから勉強ができる、と友達から言われることが一番いやだ」


私、よくわからなかったんです、いまもあんまりぴーちゃんの言ってることの意味がわからない。


努力なくして実績を上げることはないと思うんです。たいへんそうに見えるかどうかは別として、

美しく水面を滑るように泳ぐ白鳥だって水面下では必死に水かきのついた足をばたつかせている。よく言われることです。


塾に行くでも家庭教師をつけるでも高い参考書を大量に買い込むでもなんでも、目的のために考え得る限りの手段を選び、あの手この手を駆使して目的を達成することは素晴らしいことで当然のやり方だと思うのです。


塾に行っていないから勉強ができない、と言うんなら塾へ行けばいいのです。

家庭の事情や何かで塾へ行けないのだったら、そういうケースも現実にはたくさんあると思うのですが、だったら塾に行く代わりの努力を自分自身ですればいい。


昔は、勉強なんかするな、そんなものしてもなんの足しにもならない、と親から学問を反対されても、こっそり隠れて勉強する、そんなふうだったと思います。あ、もちろん私じゃないですよ、もっともっとほんとの昔の話。


天才イチローだって、絶え間ない努力があったからこそ天才と呼ばれるようになった、といいます。

努力をすることが恥ずかしいことだとか、一生懸命なことがみっともないことだとか、そういうのは今どきありがちな考え方なのかもしれませんが、私はあまり感心しません。泥臭くても、目標に向かって突き進む力は素晴らしいことだと思うのですが。


夫に、「ぴーちゃんは努力していると思われるのがイヤらしいよ。」と言うと、「その気持ちはわかるような気がする。」と言いました。やっぱりぴーちゃんはパパ似か。



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女子中高生のスカート丈と靴とカバン

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受験の話ではないのですが


女子中高生のスカート丈、短いですよね。。。 私が通勤で使う駅のエスカレーターには「盗撮注意。スカートの方は後方にご注意ください」ってポスターが貼ってあります。盗撮はもちろん犯罪ですが短すぎるスカートのほうにも問題があると思うのですが。


中学校ではもちろん注意されます。先生はこう言います。「自宅を出るとき必ず注意してください。でも外を歩くときにはまた短くしている。そこで学校でもう一度注意する。そして下校して校門を出るとまた短くする。でもまた家で注意してください。その繰り返しでいいんです。」 私もそう思います。


そういうことに興味のあるポコちゃんは、中1から早速スカートを3回も折って短くしています。そもそもスカートが長すぎるから3回にもなるのですが、2年生になって、「スカートを切ってほしい。」と言ってきました。「こんな大きいブレザーと長いスカートだと1年生に間違われちゃうから。」というのが理由。たしかにそうかも、身長も体重も全然増えていないので、たしかに先輩っぽくない。(笑)


ぴーちゃんは、高校に入ってからスカートを短くしています。まったく、それもどうかと思うのですが、本人に任せています。学校は、ほとんどのことについて、常識の範囲内で、と言っているようです。


公立の中高でも、例えば、スカートを折り曲げて短くできないように、スカートの後ろのウエスト部分に縦に硬い板を入れて曲げられないようにしている学校とか、シャツのボタンを開けてネクタイやリボンを思いっきり緩めたりできないように、ネクタイもリボンもできあがりの形でクリップでパッチンと留める形にして、シャツの第1ボタンを留めないとできないようにしているものもあるそうですが、


一般に、服装は公立より私立のほうが厳しいといわれています。折り曲げてプリーツの折れ目がやや開くとプリーツの奥に入っている校章が隠れミッキーのように現れてバレるとか、校長先生が校門の前で物差しを持って立ってスカート丈をチェックするとか、聞きます。


都立高校と私立高校が隣接しているところだと、大人から見ると明らかに私立高校のほうが自分の子を通わせたくなる服装なのだそう。


ソックスも靴も、私立の多くは学校指定できちっと決まっているところが多いようです。生徒が多く集まる駅で見ていると、だいたいスニーカーを履いてオシャレでないリュック型のカバンを背負っているのはまず間違いなく公立中の生徒の気がします。


ちょっとオシャレな子はスニーカーではなくてローファーを履いています。ポコちゃんはローファー。ぴーちゃんは何度言ってもローファーは足が痛いからとずっとスニーカーでした。


高校の入学式もスニーカーで行くと言い張るので、せめて初日だけは、と無理矢理ローファーを履かせましたが、翌日からはずっとスニーカー。1週間高校に通ったぴーちゃんが、


「男子でローファー履いている人がいるんだよ、キモイ。」と言うの。


「高校生だからローファーでしょ。スニーカーの人もいるの?」と聞くと 「半分くらい。」


「うちの学校男子もほとんどローファーだよ。」とポコちゃん。


2人でぴーちゃんに、「女子はどうなの?」と聞くと 「そういえばほとんどみんなローファーだ・・・」


スニーカーでもいいけどやっぱり公立中学生っぽい感じでしょ。


ちなみに女子のカバンは、中学生はリュックを嫌がるけど高校生はリュックが主流なのだそう。ぴーちゃんはお気に入りのリュックで嬉しそうに通学してます。だいたいみんなカバンが重すぎてリュックはすぐ破れたりしてしまうそうですが。




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いまになって思う中学受験と高校受験どちらにするか

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ぴーちゃんの通った中学校では、都立高校の2次募集、後期試験も終了し、ほぼ全員が受験を終了したあたりから(3月の中旬ですね)、みんなの進学先がわかってきました。早々に進学校が決定した子、それがいち早く噂になって広まる(広める)子、決まったらしいけどどこに進学するのかだれも知らない子、さまざまです。


さらにさまざまなのが、その進学先。


さすが公立だな~、と思ったのが、特に男子。最難関校、大学付属校に進学する子もいますが、野球やサッカー、ラグビー、柔道で進学する子も何人もいます。

スポーツ推薦で付属校に進学した子、六大学野球に出たらみんなで見に行きたいね。

スポーツ推薦ではないけれども野球をするために高校を選んだ子、甲子園に出たらすごいね。応援に行きたいね。

柔道で進学する子は、中学校の卒業式も済まないうちから高校の部活の合宿に参加しています。そういうのもアリなのね。楽しみです。


勉強ができるできないだけの基準で学校を選んでいたら、こういった子たちと友達になることはなかったでしょう。もちろん、中学校時代だけでなくて、大人になってからスポーツ選手と友人になるとか、学者と友人になるとか、そういったことはあるでしょうけれども、


人間関係は世の中で一番大切なもののひとつである、と思う私にとっては、こういう人間関係の広がりもいいな~と思うわけです。


一方で、例えば、最近私が仕事関係で友人となるママ友たちを見ていると、小学校受験、中学受験で子供の進路をある程度早めに決定しておくと、その後のママ本人の負担が割と少ないように思えます。要するに、私のように年中子供の受験だ受験だと騒ぐ必要がないので、自分の仕事・人生に集中できる、というメリットもあるように思えます。


ポコちゃんがもしキャリア女性を目指したいと思うのだったら、私は孫には小学校受験か中学校受験を勧めます(笑)。ぴーちゃんは・・・キャリア女性は目指さないと思います(笑)。



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ぴーちゃんの成績が中3で大きく下がった理由

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中3になってから塾のクラスが下がったときに、私は塾の先生と面談をしました。いま思えばいったい何回何人の先生と面談したか、でも5回くらいかな、よく覚えていませんが、本当に先生方にはお世話になりました、特に私がね。


先生は、成績がずるずる下がっているぴーちゃんのことを、


「好きな問題は解くし解けるんだけど、嫌いな問題は見るからにやる気もないし集中力もない、間違いも多い、そんな様子がよくわかる。」


「今まではそれでもよかったかもしれない。でもこれから先はこんな調子ではだめです。」


と言いました。本当によく見てくれているんだと思いました。


「中学受験をしたんでしょう、証明問題は好きなんだけど、関数関係がいやみたいですね。」


私が 「いったいどうしたらいいんでしょう」 と聞くと


「嫌な嫌いな問題でも、高校受験のためには必要だからやらなくてはいけないということを本人がわからないといけない。本人が気づくしかない。」 と言われました。




そして、その後、ぴーちゃんは夏期講習もきちんと通ってはいましたが、秋になってもぴーちゃんの成績はやや下がり気味で伸びてくる様子もなく、私はまた先生の面談に行きました。


「塾にはきちんと通っていますが、家で1分も勉強しないんです。どうしたらいいんでしょう。」


先生は、

「まだこの時期になっても勉強しませんか。学校でも周りの子はもうこの時期は勉強してきていると思うのですが。」


私は、ぴーちゃんがそのころよく言っていたことを先生に伝えました。


「ぴーちゃんが言うんです。私は今までどおり勉強しているんだ、でも周りの子がもっと勉強するからぴーちゃんの成績が下がるんだ。」


先生は、椅子からひっくり返りそうになるくらい、周りの教室に迷惑なんじゃないかと思うくらい、大声でゲラゲラ笑い出し、さんざん笑った後に真顔になっていいました。


「ぴーちゃんの言うとおりです。」


結局、ぴーちゃんはどうして勉強をしなくてはいけないのか、わかっていない、もったいない、どうしてわからないんだろう、私はどうしたらいいんだろう・・・ずっとそんな調子でした。



学校の定期テストは、家で全く勉強していないのにいつもとても良い点、良い順位でした。塾の先生からは、学校の勉強はしなくてもずっとその位置はキープできるでしょう、そういうお子さんはいます、もしかしたら最後までその調子でいけるかもしれません、でも入試はそういうわけにはいきません、と何回か言われていました。


ぴーちゃんは、学校の授業は寝ないできちんと聞いているから定期テストはいいのです。


でもそれが逆に、塾に行っていて成績は良くてテストはよくできる、でも授業中はおしゃべりして態度が悪い、こんな生徒は先生にとって本当に迷惑な子供だと思います・・・



卒業式後の謝恩会のときに、お世話になった各教科の先生方に、私は謝ってまわりました。授業中、態度が悪くてご迷惑をおかけしました、本当に申し訳ございませんでした、と。どの先生も笑っていましたが、「そんなことはありませんよ」と言ってくれた先生はもちろんだれも「いませんでした(笑)。




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内申点の換算のしかた

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ぴーちゃんの中学校は3学期制、通知表は5段階評価です。それぞれの教科は、例えば、知識、意欲・取り組み、態度、など5~6つくらいの観点別評価に分かれていて、それがA~Cの3段階で評価され、その総合評価で英語5、数学4、というふうに通知表の成績がつきます。


都立高校の入試の内申点(調査書点)は、各教科5段階評価で、英国数理社の主要5教科と、保健体育、音楽、美術、技術家庭の主要外4教科の計9教科なので、満点だとオール5で内申点は5×9教科の45点となります。


これが素点といわれるもので、そこからさらに、入試当日の試験科目にはない主要外4教科の内申点は素点を1.3倍します。5×4教科×1.3倍で26点となり、これに主要5教科の分、5×5教科の25点を足すので、オール5だと実際の内申点は51点となります。これが換算内申といわれるものです。


この51点満点の換算内申を、合否判定では内申点として3割(この割合は高校によります)にあてて、当日の入試の1教科100点満点の5教科分、計500点を残りの7割に換算して、1000点満点で合否が決まります。


さらに、都立高校の入試問題は基本的には全校共通なのですが、自校作成校といわれる高校は英数国の3教科は自分の高校で入試問題を作成します。具体的には、日比谷、西、国立、戸山、青山、新宿、その他の高校がそうです。


そしてこれらの高校(すべてかどうかは知らないのですが)では、内申点を一切考慮しないで当日の入試の得点のみで合否を決める特別選考枠があります。この枠は定員の約1割で、この特別選考枠は、入試問題は同じですが、英数国は100点満点のところを200点満点に換算し、理社の各100点を合わせて800点満点で合否を決めます。


なんだかややこしいですね。詳しくは東京都教育委員会のHPに出ていますが、都立高校にはこの一般入試の他に推薦もあります。定員の約2割です。


そして、都立高校よりさらにややこしいのが私立高校の併願優遇制度です。


いろいろ聞いて調べたつもりが、最後の最後でやはりややこしい事態に我が家も陥ってしまいました。なんだかよくわからない制度です。


国立・都立・私立、と高校は入試科目数も、内申点の扱いも、それぞれ違うので、いまになって考えてみると、志望校をどこにするのかによって勉強の方法も全く違ってくるので、高校入試の方向性を早めに決めておくこと、ぶれないことは大切だと思います。


とはいっても、直前になって本人の考え方、思いが変わったりも当然するので、やっぱり高校入試はこういった意味でもややこしいと思います、疲れます。。。




内申点のこと

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都立高校もそうですが、国立の高校も内申点(調査書点)が入試の合否において何点分にあたるか明確にされています。私立高校の場合は、調査書は提出しますが、それがどの程度合否に関わっているのかはわからないところもあります。

私は昔の都立高校の入試事情は詳しくないのですが、悪名高き内申などといわれ、先生の主観的な裁量も入る内申点はその基準が不明瞭である、不公平である、勉強以外に生徒会や部活をやって、それも生徒会役員や部活の部長にならなくてはいけない、ボランティアもしなければいけない、先生のご機嫌を取らないといい成績がつかない、などとまで言われたこともあったようですが、私はちょっと違うと思います。


中学校では、通知表の成績とその教科毎の明細である観点別評価については、明確な基準が冊子として配られて明らかにされていて、不明な点、納得できない点があれば先生に確認することができるようになっています。


内申点について、とても納得したのが、あるブログでこのように書かれていたのを読んだから。


テストの成績だけが良くても、授業態度が悪いと減点されるのは、ある意味大人の世界でも同じようなことがある。例えどんなに頭脳明晰優秀であっても、人との協調性がなく、グループで協力して作業ができないような人は企業では採用されないことがある。勤務において、服装があまりにも奇抜だったり、身だしなみが整っていない場合はそれを理由に評価が下がったり採用されないことは、大人の社会でもあること。内申点はその予行演習みたいなものだ、というような話でした。


すごく納得できたのです。なので高校入試に内申点がある程度考慮されることは、たしかに受験生に負担はあるけれどもまあしょうがない、納得できると思っていました。


あと、生徒会や部活、ボランティアについては、勉強以外にこんなことまでやらないといけないなんて!と批判的なことを言う人もいますが、実際私は中学校時代に生徒会の役員をやっていて、高校に入ったときにそのことをちょっとは誇りに思っていましたが、よくよく聞いてみると、いろんな中学校出身の生徒が集まる私の高校では、ほとんどの人が中学校時代に生徒会の役員をやっていて、みんな部活もやっていました。


高校入試のために勉強以外のこともやらなくてはいけなくて大変、なのではなくて、勉強ができる人はスポーツも行事も何でも積極的に取り組んでいることが多いのだ、ということです。(私はスポーツはできません)


あと、

男子ではよく勉強はできるけれども態度が悪くて、または先生との相性が悪くて内申が取れない子がいるという話はよく聞きますが、女子は勉強ができる子はだいたいの場合、大人っぽくて、授業態度もよく内申点も高いものだ、と言われます。まさかぴーちゃんがレアケースな人だとは思ってもみませんでしたが。




1学期の通知表と塾の面談

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ぴーちゃんの1学期の通知表。5段階評価なのですが、5がとても少なくなっていることより、それより何よりびっくりしたのが、先生のコメント欄に

「授業中の私語が複数の教科において多すぎる」


と書かれていたことでした。


各教科毎の観点別評価を見てみると、ほとんどの教科が、知識の欄ではAなのに、態度の欄でほとんどB、初めてCがついた科目もありました。それで評価が4に下がっているのです。


私、こういうのはほんとに恥ずべき事だと思うのです。

努力してもテストの成績が芳しくなかったとか、頑張ったけどできなかったとか、いうんならいいんです、しょうがない。だけど、授業中の態度が悪いだなんて。私語が多すぎるってどういうこと!?一緒におしゃべりしている子に対しても迷惑だし、周りの子にも間違いなく迷惑がかかっているはず。

さらに、それが、例えばいつも集中力がなくて勉強に興味がない子がそういう態度なんだったら、まだわかる。

だけど、まがりなりにも勉強ができる子が授業態度が悪いというのはとても恥ずかしいことだと思うのです。先生だって、そういう子には率先してクラスをまとめる、みんなをいい方向に引っ張っていく、授業においてリーダーシップを発揮することを期待しているはず。それなのに。


私、あまりにも情けなくて仲良しの友人達に愚痴りまくりました。みんな、「わー、もったいないー。」って言ってました。ほんともったいない。でもぴーちゃん、わかっていないのです。


即お願いした塾の個人面談で、私は先生に通知表のコピーを見せて、「先生、家で勉強しないんですが、しかも、今回の通知表はこんなになっちゃんたんです。」


先生からは、これはマズイですね、内申は大切ですからこれはきちんと取らないと。 Cというのは久しぶりに見ましたよ、と言われました。


「いったいどうしたらいいんでしょう。」 と言う私に


「態度は直せば評価は戻ります。」「それから学習習慣がついていないのはマズイですね。」


私が

「こんなことを言うのもなんですが、1年生から塾へ通わせているのに、行ける学校に行くだけだったら何も塾に通わせなくてもよかったのではないか、と思っちゃいます。」と言うと

先生は

「はい、私どもも1年生からお通い頂いてそのような結果になれば大変申し訳なく思います。」


先生と2人で大笑いしてしまいました。


「ぴーちゃんが、勉強のやり方がわからない、と言うんです。」と言うと、

先生は

「勉強をやってないんですよね!? やらないとやり方も何もありません、勉強してからもう一度聞きにおいでと他の子にも言っています。」

そのとおりです。



先生はさすがです、頭もいいし、保護者の対応もとてもしっかりされていると思う。私は自分の言いたいことを全て吐ききって、ああ、これで夏休みは夏期講習に通って自分で予習と復習を繰り返してくれればそれでいいのかも、と気持ちが落ち着きました。


塾の月謝は、子供の勉強のほかに我が家の場合は親のフォロー代も入っているのかもしれないと思いました。


中学受験のときもそう思ったのですが、高校受験においても私は塾の選択は間違っていなかったと確信しています。


そういう意味でも塾選びは大切です。

内申点(通知表)と高校入試

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ぴーちゃんの進学する高校ですが、本人は第2志望だと言っていますが、私には一番行って欲しかった学校の一つでした。ぴーちゃんは、国公立と私立の計4校受験し、2校合格しました。

4校とも全部合格したらどこへ行きたいか、という話をぴーちゃんと何度かしたことがあるのですが、受験日程の関係などから考えて、4校全部合格した状態でその中から1校を選択する、という状況はあり得ず(これについてはまた後日)、結局はベストな結果であったと私は思っています。


ただ、その途中の期間、特に12月から受験が終了する2月末までの間は、家庭内では怒号飛び交い、右往左往、笑いあり、涙あり、とんでもない3ヶ月間でした。私は正直、もうあんな思いは二度としたくない、もうまっぴらこりごりというのが本心です。子供の受験は本当に大変です、自分の受験のほうがよっぽど楽でした。だって、自分で考えて自分で行動して自分で責任取ればいいだけの話ですから。


都立高校志望の場合、もっともエコな受験は、確実に合格できて行ってもよいと思える私立を1校と都立を1校、計2校受験して、そのどちらかに進学するのがベスト、とよく聞きますが、その通りだと思います。


近県の公立高校の受験についてはわからないのですが、都立高校を目指す場合、内申点すなわち通知表の成績が非常に大切だということは、塾からもさんざん聞かされていたのですが、3学期制の中学校の場合は最終の内申点となる中3の2学期の通知表(1学期と合わせた成績と言われています)が最も大切となります。


都立高校の場合、高校にもよりますが、合否は内申点と当日の試験の結果とを合わせて判定されます。例えば、内申点3割、入試の得点7割で合計1000点満点の高校の場合は、換算すると内申点の1点が入試得点の約7点くらいに当たります。(詳細にはまた少し違うのですが) なので学校の勉強もきちんとやって内申点を取ることが不可欠なのです。


ぴーちゃんの中2の3学期の通知表の成績を見たとき私は、このくらい内申が取れればまず安心だろうと踏んでいました。


それが中3の1学期の通知表を見たとき、私はその成績のあまりの悪さに倒れそうになり、怒る気力も消え失せ果てました。


通知表をテーブルの上に置き、ぴーちゃんを呼んで静かに言いました。本当に怒る気すら起きなかったのです。この成績はまずいでしょう、これでは志望校に合格するのは難しくなってしまう、定期テストの成績があんなにいいぴーちゃんがこの通知表というのは授業態度でマイナスされているということ、自分でもわかっているでしょう、というようなことを言ったと記憶しています。


ぴーちゃんもここまで通知表が悪いとは思っていなかったのでしょう、ショックを受けていた様子でさすがにマズイと思っていたのか、そのときは神妙に聞いていました。


おまけに塾の成績も大きく下がっていたので、自分で少しは何かを感じたのでしょう、夏休みに入ってからは自宅で熱心に勉強を始めました。よしよし、ようやく気づいたか、この調子だったら成績はまた元に戻って、入試本番までには何とかなるだろう、と思いました。


が、甘かった。熱心に勉強していたのは7月だけでした。8月に入ってからは、また家では遊び放題。塾の夏期講習があったので講習の日はいいのですが、塾がない日は家では1分も勉強していませんでした。


そして私は、通知表のコピーを握りしめて、即塾の先生に相談をしに行ったのでした。




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ぴーちゃんの中3の1学期

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ぴーちゃんは小5の夏期講習から某大手中学受験塾に通い始めました。入室テストではほぼ真ん中の位置。その後、成績とクラスはやや下がったりやや上がったりで、結局最終的には中のやや上くらいの位置でした。3校受験し1校合格、そして公立中学校に進学しました。


中学校入学と同時に高校受験塾に通い始めました。小学校のときとは違う塾です。中2のときまではずっと最上位クラスでした。


そして私は、このままの位置で行けば高校受験もまずまずの結果が出せるであろう、志望校には合格できるだろう、そうあってくれればいいなあと思っていました。


ところが、


中3のGW明け頃にクラスが落ち、毎月テストがあるのですが、夏休み前には偏差値で10以上も下がり、その後もクラスはずるずると下がっていったのです。


夏休み前の塾の個人面談で私が先生に一番最初に言われたことは、


「ご家庭で何かありましたか?」


何のことかと思い私はびっくりしたのですが、成績表を見て納得。どの教科も偏差値が10以上下がっていたのです。


先生は、「この下がり様は1ヶ月勉強しなかったくらいで下がる程度ではありません。」 と言いました。


私には心当たりがありました。 だって、ぴーちゃん、全く勉強しないのです。家で勉強しないのです。


その頃は塾の自習室で勉強することはなく、塾には通っていて、塾ではさすがに授業中に遊んだり寝たりしている様子はなかったので、そこでは間違いなく勉強しているであろう、でも家では1分も勉強しないのです。


家にいるときは、テレビを観て、どこがそんなにおもしろいんだろうというくらい大声でゲラゲラ笑い、静かだと思うといったい何時間ゲームをやり続けるのだろうというくらいDSをやりまくり、ゲームをやめなさいと言うと今後はパソコンの前に向かい、携帯も触っちゃだめ、と言うと、ついにはどこからかけん玉を出してきて1時間以上ずっとけん玉をやり続けているのです。大げさに言っているのではなくて本当にそうなのです。


中1のときからずっとこんな調子でした。定期試験の前もそう。パパと、こんなことしてるといつか痛い目に遭うよ、成績がガタッと下がりでもしないと気がつかないんだろうね、放っておこう、と何度も話したのですが・・・ 定期試験では痛い目を見ることはありませんでした。


それが中3の夏前についに馬脚をあらわした、というわけです。


痛い目に遭わないとわからないから、と中1のときからずっと思っていましたが、これからというとき、この大事なときにこんなことになるなんて! と私は正直青くなりました。定期試験で痛めに遭って気がつけばいいとは思っていましたが、高校入試本番で思い知って後悔することになってはたいへんなことだ、と思いました。


さらに、3年生の1学期の通知表をもらって、私は愕然としました。内申が著しく悪く、信じられないくらい下がっていました。先生のコメント欄には、授業態度がすごぶる悪い様子が、ここまで書くの!?と言うくらいに書かれていました。もちろん、事実なんだと思いました。定期テストの成績が相当良い、いや、トップクラスにも関わらずこの通知表の成績になるということは、授業態度が悪い以外には考えられず、たしかに観点別評価を見ても、それは明らかでした。


ぴーちゃんはいったい何を考え、何をしているんだろう・・・ 私の理解を大きく超えていました。。。


つづく


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高校受験、高校進学ということ

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ぴーちゃんの高校受験が終了し、ようやくほっと一息つける日々となりました。

ぴーちゃんは毎日ゲーム三昧です。私も好きなようにさせていてほったらかしの状態です。

毎日夕方から夜にかけてぴーちゃんが家にずっといることが不思議な感じでしたが、それにもだんだん慣れてきました。


ブログを再開しようと思っていますが、何から書いていいのやら考えています。


ちょうど1年前にブログを更新しないことを決めたとき、私はその理由を


ぴーちゃんの高校受験には迷いがないから。そのままの成績で行ってくれれば問題ないから。と書きました。


そして、中学受験のときは本人の自覚もないまま受験をさせましたが、今度こそ、高校受験こそは本人が本気になってやってくれるだろうと、そう思っていました。


本気ってほんとはなんでしょう? 



ぴーちゃんが、中3になった春頃のこと、あまりにも勉強をする様子がないので、私がたまりかねて、「勉強しないと高校行けないよ!」と言うと、ぴーちゃんは、


「いま高校行こうかどうしようか迷っているところだから。」 と言いました。


私は卒倒しそうになりました。3年生のこの時期で、これからスパートをかけて受験勉強をしなくてはいけないこの時期に、高校に進学しようか迷っているってどういうこと!?本気とかやる気とかそれどころの話ではありません。でも、この時期に、高校進学をどうしようか迷っている暇はない、と私は思いました。


あまりにショッキングなぴーちゃんの発言に、私はその夜、興奮してパパに言いました。

「ぴーちゃんが、高校行こうかどうしようか迷っているって言うのよ!!」

すると、パパはぴーちゃんになんて言ったと思います?


「ぴーちゃん、だったら今すぐ就職活動をしないと間に合わないよ。」


これにも私は倒れそうになりました。パパはまったくあてにならない・・・


パパのふざけた発言はとりあえず置いておいて、


ぴーちゃんのやる気が出るのを待っていては間に合わない、とりあえず、とにかく高校受験までは無理矢理でもなんでもやらせてなんとか高校へ入学させねば。その後、本人が自分の人生についてじっくり考えればいい、そう思いました。


そして、私は塾の個人面談のときに、先生にこのことを言ってみたところ、先生からは


「親ができることは何もない。高校受験は本人がやる気にならないことにはどうにもならない。」と言われ、

「とにかく無理矢理に引っ張ってでも何とか高校へ入れたい。」と食い下がる私に、先生はさらに


「そんなことをしても何の意味もない。」 と言いました。


おっしゃるとおりだと思いました。でも、ぴーちゃんは、ぴーちゃんの場合は私がなんとかしなくちゃいけない、と思っていました。


ぴーちゃんは、「なんのために高校へ行くの?」「高校は行かなくちゃいけないの?」「パパは高校へ行かないでおこうと思ったことはないの?」と、ことあるごとに言っていました。もちろん、そんなことを言うと私が逆上するのはわかっているので、独り言だったり、パパに聞いたりしていましたが。


そして、受験目前の12月頃になって私、ようやくわかったのです。それまではぴーちゃんの、「高校へ行くかどうか迷っている」発言は、私に対する反抗心か、嫌がらせか、冗談でふざけているのか、そのどれかだと思っていました。


でも、ぴーちゃんを塾へ迎えに行って、出てくるのを待っている車の中で、アンジェラ・アキの「手紙」を聞きながら、その歌詞


負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は 誰の言葉を信じ歩けばいいの?

ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて 苦しい中で今を生きている


これはぴーちゃんの心の叫びかもしれない、ぴーちゃんはふざけや冗談ではなくて、本当に高校に行こうかどうか迷ってるのかもしれない、と思ったら涙が流れてきました。


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