散髪 | Chipapa の備忘録

Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

先日3歳になった息子は、春先頃まではもっと赤ちゃんで、色々に頓着しなかった。髪を切るのも楽ちんで、お風呂場に入りながら洗い場で、水鉄砲のおもちゃなんか持たせてやればそれに夢中で、その間に、パチンパチンと髪を切った。

ところが、2,3ヶ月ほど前から、その散髪がダイキライになってしまって、どうしても、私に髪を切らせない。泣き叫んで、仕舞いには、「ハハとはシャワーもお風呂も一緒はイヤ。だって、髪チョキンチョキンするんだもん」と訴える。

仕方がないので、ばあばに切ってもらっていた。最近は、それすらイヤがるようになってしまって困っていた。

ところが。
週末に、娘と私が二人で美容院に行って髪を切ってきて、「ねえねとハハと、二人で行ったのよねー♪おーくんも、ハハ美容院で切ってあげようか??髪ちゃんと切るほうが、カッコ良くなるよ」と言ったら、どうも心が動かされたらしい。「ボクも、髪をチョキンチョキンして、カッコ良くなろう」と。ただし、「ハハは、イヤ。ばあばに切ってもらう」とのことで。あ、そう。。

なんていうことがあった、週明けの月曜日の夜。仕事から帰宅ってきたら、そんないきさつを知らない母が不思議そうに言う。

「おーが、『カッコよくなるから、髪チョキンチョキンして。』って言うのよ。『バサバサしてカッコ悪いから、カッコ良くなるの』って。それがね、どうしようもないほど、泣きながら言うんだよ。保育園で誰かに言われたのかねぇ。。」

あんまりに泣くから、何度も切るのをやめようとしたらしいけど、そのたびに息子は「カッコ良くなるんだから、チョキンチョキンして!」と、やっぱり泣きながら言ったらしい。

はは~ん。
おーよ。
エライぞ。
約束、守ってるね。
カッコいいぞ。
泣きながらって所が、甘えん坊主のおーくんらしくて、つい笑っちゃうんだけど、でも、ハハは、かなり、嬉しいぞ♪
ありがとう!!