幼なじみ | Chipapa の備忘録

Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

小学校から高校まで同じだった幼なじみの誕生日の朝。そうだ、今日は彼女の誕生日だわ、とプイっとメールを打った。「お誕生日おめでとう!」って。

そしたらすぐにメールバック。
「ありがとう!ダンナが覚えているかな、って思って黙っていたら、普段と同じようにそそくさと出社していっちゃったわ(笑)覚えていてくれてありがとう」

あはは♪
「ご主人ってば、なんとも男の人らしくて、いいわね。ちょっと甘えて『今日私の誕生日なの』って言ったら焦ってお祝いしてくれるんじゃない?」って返信しておいたらその日の夜に彼女からまたメール。

「ダンナの名誉のために書くと、夕方『ピンポーン♪』。花束が届きました。仕事中に思い出して、ゾクっとしたのかもね(笑)」だって。

私まで、なんともなんとも、嬉しい気分♪

幼なじみのその彼女には、子供達を連れて私が実家に帰ってきて間もない頃、近所のスーパーでバッタリ再会した。私の話を聞いたら途端に、ニコニコ笑っていた彼女の顔が凍りついたようになった。「Chipapaちゃん。大変だったね。私も、実は、1回目の結婚はDVでダメになっちゃって、今は再婚なんだよ。とてもとても色々なことがあったし、大変だったけど、でも、今は優しい人に会えてすごく幸せなの。だから、大丈夫。がんばって」と。

スーパーなのにさ。
私の二人の子供達が、退屈しているっていうのにさ。
彼女は車に、ご主人と二人の子供達を待たせているっていうのにさ。
ポロポロポロポロ泣いちゃって。
彼女ってば、ポロポロ泣いている私を抱きしめてくれてさ。
真昼間なのにさ。

幼なじみのその彼女も、私も、一緒に合唱クラブで歌ったり、隣町まで電車に乗って遊びに行ったり、箸が転がっても笑える女子高生だった時代を同じ学校で過ごしたけれど、大人になってから、こんなところで、ポロポロ泣いて、抱きしめあうことになることなんて、想像もしなかった♪

そして、彼女の30代前半最後の誕生日に、こんな楽しくって嬉しい気持ちを分けてもらえるなんて♪
スーパーの出来事にしろ、この誕生日の出来事にしろ、何回も思い出しては、ふふ~ん、良い話、私ってば、なんて素敵な幼なじみを持っているんだろ、って嬉しい気分になれるなんて♪
友達でいてくれて、ありがと。なんて、マジで思った。あ、そうだ。こんなとこだけに書き付けてる場合じゃない。そういう風に彼女に伝えよう。一番伝えたい、超本人に。