最近、鉄棒で、逆上がりが出来るようになった、娘@4歳。
「子Chipapaちゃんね、‘さかあがり‘ができるんだよ♪」と、誇らしげに話す娘に、「へぇ~~、すごいね!」と驚いて、ホメまくったけれど、それが、4歳児にとっていかほどスゴイものなのか、全然想像がつかない。
だって、半年以上前に、クラスの別の子も、1回逆上がりが出来たなんて、幼稚園の保護者会でその子のお母さんが言って、称賛浴びていたしなぁ、なんて思い出しながら、それでも、娘にとっては、逆上がりができたなんて快挙だから、やっぱ、すごいや、って思っていた。
手のひらに、小さなマメを作って、痛いだろうに、「さかあがり、いっしょうけんめい、練習したからね。皮がむけて、血が出ちゃったんだよ。」なんて言いながら、自分で絆創膏を出して貼っている姿にも、「あぁ、大きくなった」って感心しているだけだった。
そうしたら、今日は、ばあばに、「先生の前でさかあがりをしあたらね、『すごいね、いちばんだよ!』って言われたよ」と言ったらしい。よくよく聞くと、どうやら、クラスで逆上がりが出来るのは、娘だけのようで。「一番最初に、出来るようになったね」という意味らしい。
それを聞いて、ひゃぁと感動してしまった。いや別に、「一番」がすごいんじゃなくて、4歳児にとっては、逆上がりが、どうやら難しいことで、それを、手のひらにマメを作ってまで、何度も何度も練習して、できるようになった我が子の粘り強さに、感動した。
何度も何度も。
鉄棒に、組み付いていったんだろう。
エイって地面を蹴り上げて、うまく行かなくて。足が下に落ちちゃって。
それからまた、もう一回、エイって地面を蹴って。
何度も何度も、そんなことを繰り返して、出来るようになったんだろう。
子Chipapa。
えらかったよ。
すごいよ。
ハハは、そんなあなたを、誇りに思うよ。
こんな、誇りと嬉しさで、ハハの胸をいっぱいにしてくれて、どうもありがとう。
今度の保育参観は、行くからね。
帰る前に、園庭で、いつもの鉄棒で、ハハに、逆上がりを見せてね。
手のひらのマメ、痛いだろうに、普段は泣き虫のあなたが、泣き言一つ言わずに、自分で絆創膏を貼っているワケが、よく分かったよ。
がんばったね。
マメは、あなたの勲章だね。