先日の夕飯後、苫野一徳さんの自由の相互承認の話をキッカケに、

長男(11歳)三男(7歳)と『自由と幸せ』についてディスカッションの時間になりました。

 


長男は、【自由に生きるのは幸せなのか?】
そもそもから、疑問を呈す。

 


「枠の中に生きている人は、それで充分幸せなんだよ。それで良いと思う。

(江戸時代、職業選択の自由がなくて農民に生まれても)、
農民として幸せに生きてたかもしれないよね。」

 

「枠にいれば、枠以外の生き方なんて知らないんだよ。」

 

一揆を起こすような、
枠から出た人間は殺されるんだよ。
普通よりも早死にするんだ。」

 

「そもそも、一揆を起こした人間は、
自由のためにとかそんな概念の為にやってないでしょ。」

 


自由は幸せなのか?
そんな問いを立てました。

 

 

三男は、長男と私のやりとりをじっと聞いたあとに、

「自分が幸せだなぁって感じるときが、
自由なときだと思うよ」

とポツリと。

 

 

そんな話を聞いたり話したりしながら、

私自身は、

 

私がいま感じている自由は、
実は富んでる日本という国だから感じられている自由で、

どこかの犠牲があって成り立っているのかもしれないなとか、

 

 

もしかしたら私自身も、自由だと思っているだけで、ただ枠に気づいていないだけなのかもしれない、

 

なんてことを考えました。

 


そして
自由は幸せなのか、、、っていう疑問は、枠を飛び出たからこそ、感じるものなのかもしれないなぁ、

 

とも。

 

 

選べる自由があるからこそ、

個人や、社会の成熟度が必要で、

成熟さの感度も上げていかないと幸せにはなれないのかもしれない。

 

 

でも長男に、

「学校に行かない子は逮捕します、って学校に行かない自由が奪われたらどうする?」と聞いたら、

 

「えっ!引きこもる。ムリ」

 

と。

 


子ども達と話すのは、いつも面白いのです。

 

 

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