台湾に残る日本統治時代の建物〜台北鉄道局修復計画 | 4人に1人が話せる中国語

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タイトル「鉄道博物館」

大家好!みなさんこんにちは。中国語オンラインレッスン蘭亭苑です。

台北にはいくつか日本統治時代の建物が残っており、当時の様子を感じることができます。例えば国立台湾博物館のバロック様式の建物や、台湾大学付近の温州街に残る日本家屋など、各地に日本の面影が残っています。

そんな台北の昔の様子を写した古写真が小南門のMRT駅や中山堂など各地に展示されていたり、MRT北門駅には建設時に見つかった日本統治時代の建物の基礎などを保存・展示しています。

日本統治時代の鉄道部が鉄道博物館に生まれ変わります


現在台北駅の付近では、日本統治時代の1918年に鉄道局として使われていた建物の復元工事が行われています。

鉄道局地図

この建物は日本統治時代に鉄道部として使用され、さらにその後の国民党時代にも鉄道局として使われて来ました。1992年に現在の台北駅へ機能が移ってからは次第に荒廃していったのですが、歴史的な建造物として「國定古蹟=国家指定の古跡」として認定され、国立台湾博物館主導のもと、博物館化計画が進められて来ました。

2014年から建物の修復工事が行われており、2017年には博物館としてオープンする予定です。先日近くを通りかかったら、外観はもうほとんど完成してるように見えました。

鉄道展示館03

赤れんが造りでレトロな雰囲気があります。当時の屋根瓦には宮城県石巻市の瓦が使われていたそうです。

鉄道展示館04

台湾には、日本にはもう残っていないような昔の建物が残されており、今でも博物館となっていたり、中を改装してカフェになって現在の人に親しまれています。

台湾旅行の際には、こういった昔の様子を偲ぶことのできるスポットをまわるのも楽しいと思いますよ!
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