最近は上海からまともに繋がらないことが多いグーグルが、検索時に切断された時に某政府を批判するようなメッセージを表示していますね。

どちらにしても検索結果は表示されないので、利用者にとっては、あまり意味のないような気がしますが・・・

詳しくは、以下の産経新聞の記事をご参考ください。

米グーグルが香港経由で行っている中国語の検索サービスで、政治問題に関わるキーワードを含む中国本土からのアクセスに対し、画面上で、「切断の可能性があるが、この切断にグーグルは関与していない」と、暗に中国の検閲を批判するメッセージを表示し始めた。

グーグルは2年前、中国当局の検閲強化に反発、中国本土での検索サービスから撤退し、香港に拠点を移した経緯がある。今回のメッセージには検閲懸念のあるキーワードを特定する機能がある。また中国本土でのグーグル接続は不安定な状態が続いている。

グーグルに限らず、中国当局が体制批判や国家統一への挑戦と判断したキーワードでのネット検索は、これまで中国で「利用できない」との表示だけで“門前払い”されてきた。今回のグーグルの措置は一歩踏み込んだ表現でユーザーと認識の共有を図る狙いがあるものとみられる。

最近では「胡」「江」など胡錦濤国家主席や江沢民前国家主席の姓の漢字までが検閲の対象になり始めている。中国当局はネット世論にピリピリしている。

上海WEBマーケティング「中国語WEB集客実践会」
「Yahoo!チャイナモール」がひっそりとサービス終了になったと思ったら、今度はアマゾン中国で、「全球開店(Amazon Global Selling)」という海外向け出店サービスがスタートしていました。

中国のアマゾンに出店すると、米国、カナダ、中国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペインのアマゾンで商品を販売できるというサービスです。

ただし、「Yahoo!チャイナモール」のような自動翻訳は無いので、自分で販売国向けの翻訳が必要です。(その方が翻訳は正確かも)

「全球開店(Amazon Global Selling)」の出店条件は以下のとおりです。

銀行口座
販売者はアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、フランスのどれか現地の銀行口座が必要。もし以上の国の銀行口座がない場合は、別途アマゾン中国に問い合わせ。

言語
アマゾン中国以外での販売の場合、顧客サービス及び商品紹介は、販売国の言語で販売者自身で対応すること。

発送
顧客の良好な購入体験を保証するため、信用度の高い運送会社を選ぶこと。配送速度、サービス品質ともに、アマゾンが提供するアマゾン物流を推薦する。

輸出
海外に輸出する場合、たとえ現地のアマゾン物流を選択しても、アマゾンは輸入国の通関時の受け取り先にはならない(購入者がなる)

返品
販売国に返品対応拠点を設立すべき。もし現地に返品対応拠点がない場合、無料返品サービスを提供すること。

詳しくは以下のアマゾン中国サイトを参考(中国語)
http://kaidian.amazon.cn/services/global-selling/intro/

百度での中国マーケット集客なら「中国WEB集客実践会」
この4月から中国ではアップルのiOS(iPhone,iPad)ブラウザのデフォルト検索エンジンとして百度が追加されるらしいです(現在はGoogle、Yahoo、Bingのみ)。

称苹果iOS下月将正式引入百度搜索(中国語)
http://www.enet.com.cn/article/2012/0326/A20120326986789.shtml

さらに次期Mac OS X Mountain Lionブラウザ(Safari)でも、デフォルト検索エンジンとして百度をサポート予定とのこと。

中国ではAndroidスマホもデフォルト検索エンジンは百度なので、百度の影響力がさらに強まりそうですね。

上海の中国語ホームページ作成「中国語WEB制作工房」
全然気づかないうちに、「Yahoo!チャイナモール」がひっそりとサービス終了のお知らせをしていました。

新規注文受付は2012年4月4日(水)正午まで、サービス全体は2012年5月17日(木)で終了とのことです。

中国側(タオバオ)の同じ商品と比べると値段が高すぎて、あまり使い勝手も良くなかったですね。盛大にオープンしたにも関わらず、結局鳴かず飛ばずで終了のようです。

詳しくは以下の「Yahoo!チャイナモール」からのお知らせを参考ください。
http://topics.chinamall.yahoo.co.jp/info/notice/other/yahoo_1/

上海の中国語ホームページ制作「中国語WEB制作工房」