大出血で救急外来あけて、円錐切除後初の通院。12時間ずれてくれればちょうどよかったのに…(ヲイ)

出血の項で書きましたが通常の生理2日目程度に出血は落ち着き、腹痛だけはいい具合に継続。しんどいのでタクシーで行こうと思ったら捕まらず、結局電車に乗ったら階段しんどい…己の衰えぶりにビビるばかりでございます。


さて本日は病理の結果が出るですよ。あと、次回の手術の話もあるはず。
「ご家族もいらしてください」と言われてたから夫も一緒です。昨夜の大騒ぎと朝早すぎて朝ご飯がろくに食べられず、腹ペコ夫婦です。緊張感ないなー。


診察室に入るとそれでも緊張するのか、あんまり覚えてないです。A医師は教授で特に彼の患者が多く、時間も限られていると思うとあせりんぼの私はテンパるんだとおもう。
いちおう質問はいつもメモしてくるのですが。


・病理の結果は子宮頸がんの腺がん、1b1期です。
・腺がんなので、転移、再発の可能性が大いにある。
・あなたの場合は広汎子宮頸部全摘術でどうでしょう。
・手術は10月1週目でどうでしょう。

10月1週目?ちょ、待って。その前にほかの治療法教えてくださいよ~
・治療法は3種類あります。
1.放射線療法
2.広汎子宮全摘術
3.広汎子宮頸部全摘術

デメリットと療養期間を確認しました。
1.放射線療法
 1か月程度、通院で対応可能
 卵巣にダメージが残る。病変の確認ができない
2.広汎子宮全摘術
 入院2~3週間、自宅療養6週間程度
 リンパ節切除のためリンパ浮腫、排尿障害の可能性がある。
3.広汎子宮頸部全摘術
 入院2~3週間、自宅療養6週間程度
 リンパ節切除のためリンパ浮腫、排尿障害の可能性がある。
*子宮が残せます。

予想外に手術の提示が早い時期だったため、「手術のひにちはどのくらい伸ばせますか」と口走るわたくし(だってそんなにすぐ進行しないってゆってたもん)にA先生は「こちらの都合を押し付けるわけではないですが、これまで治療してきているので、できれば早いほうがいいと思います。では、少し考えていただいて。また来週いらしてください。」
(もう少し丁寧におっしゃったと思います。)

K医師の内診を待つ間、ハラが痛くて考える余裕なし。
内診では、特に目立って出血はなし。生理の出血でしょうとのこと。
あと、この日は円錐切除で病変は取り切れてる、と聞いたと思う。取り切れてても手術すんのか…あー、わかんねー!ハラいてーし!!


いろいろどっと疲れた2日間。
わたしは医師に何を求めてんのかなーと、考える一日でした。
病状について納得できる説明をしてほしい、とは思いますが、それはこちらから質問しないと引き出せない場合が多いのかもしれないです。特に大学病院、人気の医師などだと、ひとりひとりの診察時間をじっくり取れない場合も多いのだと思う。
わたしの場合、入院してから聞いたことも多いです。入院してると1日1~2回担当医師は様子を見に来るし、看護師に伝言してもいい。
でも入院してからっていうのは、患者の囲い込みのように感じます。(わたしの病院が特にそうだと思ったわけではないですが、本を読んだりしても思いました)
私自身の勉強不足もあったかなー、とは思いますが、なんかな。難しいな!

で、手術を決めてからこのページを見つけました。基本的な質問ですが、聞けなかったこともありました。
http://www.gsic.jp/cancer/cc_07/bsc/02.html
頸がんのセンチネルリンパ生検の記事もあるよ。
http://www.gsic.jp/cancer/cc_07/ysc04/index.html

子宮頸がんに限らず、初期や小さな進行がんの場合は自覚がないことが多いので、特にこれが知りたい、あれが知りたいといことが出しにくいかも。
自分一人だと「がん」っていうのは持て余してしまう重たいものだと思います。
周りの人の手を借りて、状況の整理と把握、医師とどう信頼関係を築くかを考えられるとベストだと思います。