チョット気をつけておいたほうがいいよ^^ | アフィ厨につける薬だお ( ^ω^)

来週には初雪の予報がある北海道

今日はスタッドレスに履き替えておこうと思う

毒ウニです。






エ~ッとですね、

阪神阪急ホテルズの偽装表示問題に端を発した一連の報道をどう感じたでしょう?

アフィ厨的にも少しヤバイ臭いが漂ってきていると感じるのは、urchinだけでしょうか?




アフィリエイトも広告だよ


アフィリエイトも広告だってことを忘れてはないよね?でも、意識してないでしょ?そしてその広告には法規があるってことは、尚更意識していないでしょ?知っておいたほうがいいと思うよ。

一昨年ステマ問題があったよね。あの時も結構騒ぎにはなったが、マスゴミがうやむやにしてしまった。マスゴミ自体にも跳ね返ってくる広告表示メインの問題だったからね。でも、あの時消費者庁は結構深くまで踏み込んでいたんだよ。ネット広告に関して、アフィリエイトやアフィリエイターの定義までしているんだよ。

今回は、阪神阪急ホテルズだけで終わっていればまだしも、百貨店まで加わってきた。そして、表示の問題から、業界習慣や信用、モラルの問題に発展している。食品だけの問題に留まりそうもない。業界の健全化という面では、一旦地に落とされて再生するという美談が用意されているかもしれない。

しかし、今回はマスゴミ以外の既存業界をネタにできるという点でも、マスゴミが偽装、偽装と煽れば煽るほど、内部の健全化ではなく、B to C の接点となる商品表示の問題が、広告表示の問題に発展してくると、簡単に予想することができるよね。広告表示には色々な法規があるのだけど、それが厳格に適用されるだけで多くのアフィリサイトが飛んでしまうことになるってことも想像つくよね。その適用の厳格さが問題なんだけどさ。



広告表示と法律


アフィリエイトというか広告が直接関わるのは「景品表示法」で、消費者に向けて広告や表示行為をおこなうのであれば、避けては通れない法律です。その大元になるのが「独占禁止法」ですね。それと、他にも関連法律はたくさんあります。

食品関連だったら、食品衛生法、健康増進法、農林物資規格法など
美容関連だったら、医事法、薬事法、特定商取引法など
語学スクールや資格スクールも特定商取引法、旅行だったら旅行業法、
家電製品や衣類は、家庭用品品質表示法

ざっと思いつくだけでもこれだけあるし、そのほかにもたくさんあると思うし、各業界団体の自主規制に任されているなら、その自主規制が法規に近い扱いを受ける。さらに、地方自治体の条例などもあるし、もう大変だよ^^

まあ、自分がメインで扱うジャンルだけでも目を通しておいたほうがいいよ。前にも書いたけど、urchinなら美容系の医事法、薬事法は見ているよ。この東京都の福祉保険局のサイトは分かりやすい。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/koukoku/index.html


◎使用体験談、使用前後図・写真について
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器において効能効果に関わる使用体験談、使用前後図・写真等を掲げることは、効能効果が確実であるかの誤解を与えるため認められません。次のような表現は違反になります。
(注釈2)これらは、たとえ認められた効能効果の範囲内であっても、事実であっても表現できませんので注意して下さい。
◎大阪府在住 △△さん(モデル)
私たちモデル仲間でも肉割れのケアは話題になります。常に健康的な肌を保たなければならないので私は○○(商品名)でスキンケアしていますが、肉割れもなく、肌に張りもでてすべすべして気持ちいいですよ。
使用前後図を示すことは薬事法に違反します。

レビュー系アフィ厨で知らないシトおお杉^^



景品表示法


http://www.caa.go.jp/representation/pdf/111028premiums_1_1.pdf←読んでおいたほうがいいよ。

アフィ厨でも覚えておいたほうがいいですよ。たぶん、今回の表示偽装問題から、注目されるというか、規制の厳しくなりそうな法律ね。優良誤認表示と有利誤認表示なんてのが問題になる。

優良誤認表示は、すっごくいいものなんじゃないかと勘違いさせるような表現はダメってこと。

有利誤認表示は、すっごく安くてお得なんじゃないかと勘違いさせるような表現はダメってこと。
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/hyoji/hyojigaiyo.html

えっ!?って、感じでしょ?それがアフィ厨の得意技なのにね^^

あと比較表示についても決められているんだよ。
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/hikaku.html

まあ、これらはアフィ厨にとってというよりも、広告主向けの内容ではあるんだけど、アフィ厨がオリジナルコンテンツで自分の利益のために表示したとなれば話は変ってくると思うよ。その辺については、次のトピックでね。



アフィ厨にとっては?


アフィ厨では誰も言う人がいないんで、urchinが言うけど、アフィリエイトの場合は、基本的に広告主側の責任が重いことになっている。テキストであろうとバナーであろうと、広告主か提供するものにおいてはね。だから、クッキーに反応するようなものは関係ないと思っていいよ。

しかし、提灯記事はもとより、オリジナル記事での商品説明や誘導の時には気をつけたほうがいい。レビューもね。「○○○の成分が効果絶大で・・・・・」なんてよくあるよね?でもソレ誰が言ったの?広告主のサイトにあるならいいし、成分と効果の立証を自分でできるならいいよ。コンテンツ作成の流れでとか、○○○の訴求のためにとか、アフィリエイター自身のマーケティングのためにそういう表現をしたのなら、その責任も引き受けることになる。

とは言っても、現実問題としては、広告主が許容すれば問題ないし、許容できなければ提携解除くらいかな。でも、やりすぎた場合には、広告主は本家のwebページで正確な情報を記しているんだから、ケツを捲くることができるようになっているんだよ。そのことは忘れていけないよ。

だから、アフィ厨は自分自身で法規を知り、判断し、引き受ける覚悟もしておかなければならない。言っておくけど、知らなかったは通じないよ。自分のビジネスの関連法規を知らないなんて、ユーザーから見たときどう思う?逆に自分がユーザーだったら、ソレを許すかい?

アフィ厨だって、善意の第三者ではいられないんだよ。そこに報酬があるんだからね。

大阪の弁護士さんの見解 → http://www.ys-law.jp/520/52015/ ココは読んでおいたほうがいいよ。まあ、urchinと似たような見解だけど、弁護士さんは法律のプロだからね。
また、最近では、バナー広告とのクリック率を少しでも上昇させるために、単にバナー広告を掲載するのではなく、アフィリエイターなりに「商品・サービスの使用に関する感想」や「独自の広告文言」等の顧客誘引文言を入れる場合が見受けられます。
 このような形態になると、商品・サービスの販売主体ではないとはいえ、実質的には広告主としての地位に近付く、すなわち、正確かつ適切な広告を行う義務が発生してきますので、民事上の責任追及を受けやすくなってしまうのではないかと思われます。

ココを見て気付いてほしいのは、アフィリエイト広告に関する判例がないから言い切れないと言っているだけだってこと。ただ弁護士さん的に考えると、無理あるでしょ!って感じね。弁護士特有の言い回しだと分かるよね?



バカのいうことは聞いてはいけない


ステマ問題のときに、ステマはいいとか悪いとか、ステマは「ウソ」になるからいけないとか、ステマは「詐欺」的なニュアンスで嫌っていたアフィ厨も多かったよね?アフィリ塾とかで金とってアフィリエイトを教えているヤツでも、その程度の認識のヤツがほとんどだった。

教えるといって金銭発生させている時点でプロのはず。プロならプロらしく、webとういう媒体に関連する法律、広告表示関連の法規くらいは知っておくべきだし、それを塾生には伝えなくちゃね。上記のような感情論で語ってはいけないよ。

今、どこかの塾に大金払って頑張っている人もたくさんいると思うけど、今回の問題以降、その塾から何かしらのアナウンスはあったかい?

相変わらず「タイトルは大切だから消費者心理を刺激して」ってだけかい?確かにそれは間違いないことなんだよ。まあ、「法規の範囲内で刺激しましょう」なんって言うと、グズグズになるから言えないか?

画像はwe上でとてもインパクトがあります。だからって、「どんなに効果があっても、ビフォー・アフター写真を載せると薬事法違反になるので、せめてボカシを入れましょう」なんていえないよね。

だからほとんど法規なんて無視して、マーケティング的なことばかりになってしまう。アフィリエイターの社会的な認知度が低いというか、怪しい目で見られても仕方ないね。

バカのいうことは聞いてはいけない、なんてトピックにしたけど、バカはそもそも言わないか?だからさ、自分自身で法規を知り、判断しようね。



あと、そっち方面はあまり知らないんだけど、コピーライティング方面ね。基本的にはアメリカのマーケティング技術のなかのライティング部分だけど、消費者の意識を刺激するという意味ではとても優れていると思う。今回の偽装にも十分役に立っているよね^^高級感やフレッシュさ、産直の安心感など前面に出して消費者心理をゴニョゴニョしたからね。

で、本当のプロのコピーライターだったら、もちろん法規なんて織り込み済みだよね。問題は本当のプロではなく、なんとなくプロの方たちってどうなんだろう?アメブロな中でもペタなんかつけてる人たちね。
きっと「全ての法律をクリアした完璧なコピーライティング講座」なんて商材でるかも^^



チョットまとめると


表示や表記関連の法律がある程度以上厳しくなるかもしれないということで、アフィリエイトにも何かしらの規制がかかるかもしれない。もちろん、アフィリエイトというビジネスモデルにじゃなくて、表示や表記ということでね。コンテンツ作成が面倒になる可能性があるかも?

それと同時に、ASPや広告主側からの表示や表記に関しての規約が厳しくなるかもしれないよね?当然だけど、アフィ厨よりも広告主に責任が及ぶ可能性もあるからね。上流で締め付けあるかも?

さらに、消費者が賢くなるというか、派手なキャッチコピーとかを不審に感じたり、怪しく思うかもしれない。コンテンツ自体もなんだけど、デザインだって、煽り気味ものを敬遠するかも?アフィ厨が無料オファーのLPに嫌気がさしている様に、エンドユーザーが表示や表記、広告に慎重になるかもしれないよね?

ただの杞憂に終わってくれるとは思うけどさ。一応は注意しておく必要あると思うんだよね。