「居は気を変える」に思うこと | トシの都市ウォーカー:大阪の不動産鑑定士深澤俊男のブログ

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物言わぬ不動産と都市不動産マーケットを語り伝える、主治医Dr.Toshiこと大阪の不動産鑑定士深澤俊男が綴るブログです。
①不動産それぞれの価値とあり方
②都市不動産マーケットの現状と将来
③都市の有り様とポテンシャル
について、日々、診断・処方中!


一般に、日本人は外国人に比べて、居の移転に関して積極的ではないといわれている。
狩猟民族と農耕民族との差など、古来からの住に対する価値観といった様々な要因があると思うが、かなり以前の世代では、居所を変えることに一種の抵抗感みたいなものがあると聞いたことがある。
ただ、昨今はそんなことはあまり聞かない。
むしろ居の移転に対し、プラスの効用みたいなものを感じる。
その一つが冒頭の、「居は気を変える」である。


私は「気」に関しては詳しくないが、気の変化を何となく感じることがある。
例えば、実力はあるのに低迷しているプロ野球選手が、トレードによって活躍するケース、これと似たようなことが、会社の人事で部署替えや転勤によって復活する場合がある。

誰しもバイオリズムを持っており、うまくいくときもあればそうでないときもある。例えばうまくいかないときに、居を移すことは現状を打破する一手段としてあるのではないだろうか。さらなる飛躍を願って居所を移すときもそうであろう。


今回の私の事務所移転は、厳密には居ではないがそれを感じる。旧事務所は2年間の入居年限があったため、退去を余儀なくされたが、移転準備中から何かしら良いことが続いていた。理由の一つとして新事務所へ移るという目に見えない高揚感みたいなものが善循環しているのではないかと思う。
そして、今日の午後、荷物の搬入が一通り終わり、ほっとした瞬間、嬉しい連絡が立て続きに入った。そして、さらにとても心地よい気分に。
これは単なる偶然かもしれない。しかし、私は理屈では説明しにくいこのような「気」が追い風になっていると信じたい。


毎年3月は、全国的にもっとも多く居が移る時期である。
自ら積極的に引越しする人、移転を余儀なくされる人など居を移す全ての方々にとって、少しでも心地よい気分で過ごすきっかけの一つになればいいのにと切に願う今日この頃である。



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