巨大な鉄板の自立

 

スペイン北部にビルバオという街が
あります。

フランスとの国境になる
ピレネー山脈の近くです。

その街にグッゲンハイム美術館が
あります。

ニューヨークにある
グッゲンハイム美術館の分館です。


巨大な空間に波形や円形の
巨大な鉄板がいくつも並んでいます。

鉄板の高さは4mくらい
長さは長いものは数百m。

これはリチャード・セラの作品です。

アールを描いた鉄板がそれぞれ
自立しています。

隣の鉄板に寄りかかったりとかは
一切していません。

大迫力です。

巨大鉄板を巨大クレーンで吊り上げて
床に置いたら運良くバランスをとって
自立したような感じです。

どれも絶妙な鉄板の形です。

床にも鉄板を固定するようなものは
見当たりません。

場所によっては床と鉄板の間に
隙間があるところもあります。

 

人がひとり通れるくらいの幅があり、
鉄板の間を通ることができます。

 

鉄板の間を通るとき面白い遊びを
見つけました。

靴音をわざと響かせて歩くと
靴音が両側の鉄板に反射して
バイン、バイ~ンと音がします。

リズムを取りながら歩くと
巨大楽器を演奏しているようです。

次回はこの美術館を紹介します。


今日の話はいかがでしたか。
よろしかったらコメントお待ちしております。


☆応援よろしくお願いします。

人気ブログランキングへ