旦那の実家に同居して、
というより、結婚して初めて(多分・・・)
町の放送(田舎なんで町内放送があります)
がありました
今まで寝ていて聞こえなかったのか、聞いていなかったのか・・・
初めて8時15分に「今日は広島に原爆が投下されて・・・
黙祷をお願い致します・・・」
みたいに(途切れ途切れに聞こえるので)
小中学校の時にはこの日に登校して
平和学習がありましたが、
夏休みの登校日に事件があり、
このあたりの小学校は登校日って言うものがなくなってしまいました。
それはそれで、当事者たちは
暑い日に学校行かなくてラッキーくらいなモンですが、
私の世代は8月と聞いたら、少し悲しいような、憂鬱なような
なんともいえない気持ちになります
初めて「人の死」が怖いと思ったのは
小学校1~2年の夏。
8月6日の登校日にあわせて平和授業がありました。
先生の話や、映像で勉強するんですが、
その時に見た映画が
人形劇なんですが
東京大空襲の話で
お母さんが生まれたばかりのわが子と
逃げ惑い、
最後には行き場を失い
何とか赤ちゃんだけでも助けようと
お母さんが一所懸命道路の土を手で掘り始めるんです。
でも、掘っても掘っても深くは掘れず、
そうこうしている間に赤ちゃんが死んでしまい、
それでもお母さんが一所懸命堀って
力尽きて死んでしまう。。。
その夜は全然眠れず、
母に「怖い・・・」と言ってハグされて
やっと安心して寝た記憶があります
生きている間には必ず「死」ということを考える時期があると思いますが、
今、自分が母になり、
この国で起こったことをふりかえり、
戦争の悲惨さ、平和の尊さ、
人としての思いやり。
そんなことを真剣に考える良い機会なのかもしれませんね