美容師というのは様々な人がいて、
それぞれにタイプというのがあると思います。
分かりやすい例えを言うならば、
技術でアピールするタイプの人とか、
接客で信頼を得るタイプがあります。
他にも、少し寡黙なタイプであったり、
逆に話すことが得意な人もいるでしょう。
ファッション的にも、万人受けするタイプとか
個性的なタイプがあったりします。
このように様々なタイプに分かれてそれぞれ
活躍しているわけですが、
私はこういうものは自分で意識して作っていくものでは
ないと思っています。
自分はこういうタイプだと決めつけて、
そのような自分を作っていくことで、
その人の美容師としての可能性は狭まっていくのでは
ないかと思います。
技術も接客もファッションも
お客様に求められているものを
自分なりに考え、追及していった結果、
周りの人がタイプを感じるわけであって、
あらかじめ自分でタイプを決めてやることは、
自分の可能性を潰してしまう危険があると思うのです。