美容師は技術でも接客でも、
まず何かを学びます。
そして、学んだことを
実践していって、自分なりの
手応えを感じます。
いくらしっかり学んだとしても、
実際に自分でやってみると、
うまくいくこともあれば、
そんなにうまくいかないことも
あるでしょう。
うまくいくことと、
いかないことを自分の感性で見極め、
うまくいくことを残し、
うまくいかないことは、
なぜうまくいかないのかという
理由を考えます。
この自分の感性で見極めるということが
非常に重要で、
いつ、どこで、誰に習ったかという先入観を
できるだけ排除し、フラットな目で、
自分の感性のみで見極めることが大切です。
こうやって、自分の中の
成功法則というか、自論が
出来上がっていきます。
これで学習は一つの区切りを迎えます。
ですから、話を聞いた、習った時点では、
学習はまだ中途半端な状態であり、
その状態で終わるとほとんど意味がないものに
なってしまいます。