『魔女の宅急便』の「キキ」が好きか、
『耳をすませば』の「しずく」が好きかで
人間が分かれる
スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんが
ある対談で仰ってたこと何ですけど、
「キキ」は自分の持ち物である魔法使い
という血を使って仕事をしようとするけれど
「しずく」は小説家になろうとしますよね。
何者かになろと決意するんですね。
皆さんは、どちらが好きですか？
鈴木さんは
人間には２つの生き方があって
１つはやりたいことを見つけ
目標を決めて努力していく生き方
もう一方で目標を定めないで
目の前のことをコツコツやっていく生き方
この二つがあると仰ってました。
鈴木さんは後者の方をススメてましたが
これを元に私が経験して
感じたことなんですけど
最初にお伝えしておきますが
どちらが良くて、どちらがダメか
という話ではないですよ。
以前の私は「しずく」タイプ
だったんですね。
その時のわたしには
やりたいことに向かって努力することが
とても価値のあることだったし
目標を持たないといけないと思ってました。
「使命」を持って生きることが
カッコイイとも思ってたんです。
どんな使命を持って生まれてきたのか
分からなかったけど
漠然と大きな使命があるような気がして
というか
大きな使命を持っている自分で在りたくて
本当に真剣に
「わたしの使命って何だろう」って
その答えを探し求めてたんです。
で、自分探しのループにはまったり
目標をたててそれに向かって
がんばったりもしてました。
何者かになろうとして必死だったんですね。
「使命」って辞書によると
〝与えられた任務〟と在りますが
それは、
自分がどんな体験をし
どんな感覚を味わいたいのか
そのための命の使い方
でもあると思うのです。
目標があるからこそ
自分を奮い立たせ邁進していける
そう思います。
やりたいことを見つけ
目標を決めて努力していく生き方は
目標値があって今の自分を見た時に
そのギャップによって自分を見失ってしまう
ということもあります。
そんな時、本当の目的は
目標をクリアすることではなく
そこに到達した時に味わいたい感覚があって
それを味わうために目標を設定しているのだ
ということを知っていたら
自分を見失うことも無くなります。
目標がなくても
一歩一歩進んでいくことによって
開ける未来もある
そう思っています。
でも、目標を定めない生き方は
どこにたどり着くかわからないから
目の前のことをコツコツやっているうちに
不安になっちゃうこともあるのです。
そんな時に、
自分はどんな感覚を味わいたいのかを
わかっていたら、一歩一歩にも希望が持てる
のではないかって思うんです。
私たちが心から望んでいることというのは
何者かになることでも
何処かに辿り着ことでもないんですね。
RYC®︎メソッドでお伝えしていることは
引き寄せたいものを引き寄せる方法でも
願望を達成するやり方でもなくて
自分が心から味わいたい感覚を思い出し
いつでもそれを味わえる自分になるために
潜在意識の仕組みをお伝えしています。
本質的な学びを通して初めて
今まで自分ではアクセスできなかったような
世界とつながることが出来るんです。
「キキ」の生き方も「しずく」の生き方も
どちらも良くて、どちらも素晴らしいから
もっともっと自分の生き方を
楽しみ、時に感動を味わってもらえたらなぁ
そう思っています。
RYC®メソッド初級講座日程：８月６日（日）
場所：都内赤坂周辺
日程：９月１０日（日）
場所：都内赤坂周辺
＊両日とも同じ内容です
こちら