ピンクが消えた
いや、消えたのではないのです
桜が緑に変わるから夏が来る
そんな安易な考えはできない
桜はね、もちろん新たな緑を生む
その前の一瞬を、あなた知ってますか?
観ましたか?
観て何を感じましたか?
緑に変わったから
[春が] 消えた
緑に変わったから
[夏が来る]
そう感じられますか
あなたは昔やりませんでしたか。
あたしはやりました。
散った桜を土に埋め
[来年桜咲くかな]
そんなことも忘れ遊び
次の春には新たなピンクを観るの。
そして去年の春を削り
新たな春を生み出すの。
当たり前な目の前の光景を当たり前に観ていた
春が終わればね
夏が訪れ
秋が訪れ
とかそんな当たり前な四季に何も求めない。
ピンクが終わり真緑に変わる間の
[何か]
を感じましたか
よく考えてください。
紫陽花が咲きます。
アナタは
葉にまとわりつく水滴の輝きを観ましたか?
カーテンを開けたら窓を濡らし
外に出れば足元を汚し
そんな時期の露に終わりを求めるでしょう。
けれど人が見過ごすところで輝きを放つ露。
葉を潤し、僅かに光が顔を出したときの
あの輝きを
あなたは忘れていませんか。
目の前の倦怠な露。
目の前の輝きを潜む露。
目の前の二種類の露。
どうか一度でも輝きを感じ、見てください。
ピンクが消えると共に木の側から人々が消え
太陽が力を出す前のこの倦怠な時期に
どうか一度でも輝きを感じ、見てください。
春夏秋冬。
日本の[四季]
四季の間に目を向けてみてください。
[春になったね]
[夏が来たね]
ではなく
[春が終わるね]
[夏が来るね]
この違いを感じ、この違いの自然を見てください。
枝豆飽きたな。ブルサンにしよっかな。
てか
掃除すっかー!!
ようやくww