先日、北海道大学大学院の学位伝達式があり、
無事に修士号を取得することができました。
一緒に学んだ仲間たちは
みな私より一回り以上若く、
約8割が留学生なので国籍もさまざま。
でも、テスト前になると集まって勉強したり
修士論文の執筆を励まし合ったりと
年齢や国籍を超えて、同じ目標に向かって
一緒に頑張ってきました。
40代になってこういった経験ができたことを、
本当にありがたく思います。
学位伝達式のあと、
「どこか思い出の場所で写真を」ということになり、
選んだのは・・・。
研究室(笑)
思えば、2年間の大学院生活のなかで
最も多くの時間を過ごした場所がここでした。
入学当初、自分だけの勉強場所を
確保できたのが嬉しくて嬉しくて。
それまではカフェや図書館などを
ノマド的に利用していたんですよね。
授業の前後やちょっとした空き時間には
ここに座って本を読んだり思考をまとめたり、
ただボーっとするだけでも楽しかったな。
本棚に本が増えていくのに比例して、
机の引き出しがお菓子だらけになっていたっけ。
そして、修論執筆の追い込み時期は
「もう机に向かいたくない」と思うほど、
来る日も来る日もここで勉強していました。
とにもかくにも、走り切った2年間。
指導してくださった素晴らしい先生方、
先輩や同級生たち、そして家族の協力で、
こうして修士号を手にすることができたことに
心から感謝しています。
余談ですが、学位伝達式の日は、
娘の幼稚園の卒園式でもありました。
午前中は親として卒園式に出席し、
午後からは自分の式へ。
母の役割と、自分の学びや仕事を
どのように両立させるか悩んだ2年間を
象徴するかのような一日でした。
今後も、大学院での学びを生かし、
広い視野と決断力、やわらか思考で、
母として、妻として、いち社会人として、
さまざまな経験を積んでいきたいと
思っています。