何日も更新しなかったり、日に3回も更新したり、わけわかんないブログですねぇ(^^;)
で、たまってた読書感想文3冊目は、アガサ・クリスティーの「ポアロシリーズ」の中でも、名作の声名高い一冊です。
主人公ポアロは、とある田舎町に隠居中。彼が巻き込まれた事件は、村の名士アクロイド氏が被害者となった、不可解な殺人。
しかも彼の義子であり、第一容疑者のラルフ・ペイトンは逃亡中。だが真犯人は別にいる...
いつものポアロの助手役、ヘイスティングスは今回はお休み。かわって死体の第一発見者であるシェパード医師とタッグを組み、事件を解決していきます。
海外の探偵小説は重厚でとっつきにくいものが多いですが、アガサ・クリスティは比較的読みやすく、そしてポアロの変人エピソードなどコメディ部分に事欠かないし、長さ的にもちょうどいいので好きです。
にしても、身内が一人殺されているにも関わらず、悲しむのはそこそこにさっそく冷静に推理を始める登場人物たち...(^^;)
あくまで「お話」であり、みんなが悲しんでたら小説が前に進まないのでそういうとこツッコムのはナンセンスだってわかるんですが、
やっぱりミステリって、何読んでもそこいらで違和感覚えちゃうんですよね笑
評価は☆4つ。オチはなんとなーく、冒頭からわかっていました。この「驚愕の真相」は、現代のミステリではそこまで意表を突くってほどじゃないと思います。
千姫、この犯人は最初から第一候補だったし笑
それでも細かいトリックやひとつひとつの伏線の引き方は、やはり巨匠ですねー。
クリスティはもっと読んでみたいです(^^)
今日はみなさんのところに遊びにいく時間あるかなぁ。