「◇その2 吉田拓郎、高橋真梨子を口説き落とせず。～フォーライフ時代のぶっちゃけ～」S9010-2
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V1.0:2022.02.12 初稿
◼️その2 吉田拓郎、高橋真梨子を口説き落とせず。～フォーライフ時代のぶっちゃけ～
その1からの続きです。
2022.2.11放送 ニッポン放送「吉田拓郎オールナイトニッポンGOLD」
実は僕は、あのね。
フォーライフ(レコード会社)設立当初から、「あの女性歌手に声かけてえな」っというのがあったです、ね。それは誰かというとね、フォーライフの4人以外の超目玉としては、僕はね、高橋真梨子。
高橋真梨子さんを何とか、フォーライフに呼べないかって僕は思ってたんです。僕は彼女のヴォーカルのファンでもあったしね。で、僕は個人的にね、水面下で本人、高橋真梨子本人に会えないかっていうね、これ探ってた。
で、フォーライフの若い社員に言ってね、「高橋真梨子のちょっと事務所とか、今、現状どうなってるとか、なんか移籍の可能性とかあるか、ないかとか、お前、探ってこい」とか命令したりして、やってたんですよ、水面下で。
で、高橋さんは、高橋真梨子はんは、たしか広島出身なんだよ。だから、そういうこともあって、「なんか口説きやすいかもしれねえな」なんてと勝手に僕は思いながら。
当時彼女は、あれですよ、有名なペドロ&カプリシャス
のひとりでしたから「ジョニィへの伝言」とか「五番街のマリー」とかのもう大ヒットがあって、それこそ、知る人が知るもうビックアーティストだったんだけど。
僕は彼女のあの何て言うんだろうな、このハスキーなボイスと、あのころ、今でもね、ああいう独特の素晴らしい彼女のヴォーカルのフィーリングね。
あれはもうね、ちょっと無いな、日本にはと思っていたし、憧れてたから、なんとかあの高橋真梨子という人がもしあのグループを、離れるなら気があるんなら、「ソロでフォーライフで」というような事を頭の中で描いて。
ほいで、彼女がもしかしたら、グループを辞めるかもしれないという、業界的な裏話が、裏ニュースがちょっと耳に入ったきたもんだから、「これはもう僕は動くしかない」と思って、ある日、ある晩、六本木のバーで彼女に会うんです。はい。
それは、偶然出会ったんじゃないと思うんだ。
誰かに仕組んでもらったんだと思うんだよな、たぶん。
たぶんね、どこかプロダクションのね、有名な大手プロダクションの人達に頼んだんじゃねえかな。
で、そこで高橋真梨子さんと会って、で、ま、色々話したんです。
その3へ続きます。
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