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◇更新履歴
V1.0:2015.8.11初稿
V1.1:2016.4.5 ミュージシャンを追記
■ 「ひき潮」 編曲者:服部克久(シングルVer&アルバムVer)
シングルVer:2009年5月20日リリースの64枚目のシングル。
アルバムVer:2009年5月20日リリースアルバム『偶然と必然』の5曲目(全10曲)。
◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
○シングルVer
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--
○アルバムVer
01. ドラム:伊藤史朗
02. ギター(GG):千代正行
03. F.ベース:渡辺直樹
04. Aピアノ:倉田信男
05. パーカッション:川瀬正人
06. ストリングス:RASH by TAKASHI KATO
07. ハープ:朝川朋之
08. アコーディオン:佐藤芳明
◆2015.8.11 夢野旅人
人生が奏でる時間は限られている。
蒼々とした時代を経て、誰もが人生のひき潮に向き合う。
~やがて少しずつ 僕は壊れてく
何を 覚えてる 何を 忘れてる ~
2007年、51歳の松山千春から生まれた「自壊」。
翌年、「2020年の遺言」
を綴った後に狭心症で倒れる。
2009年。
復帰後、初のレコーディング。
当初、予定されていたシングル:「涙ポロリ」
。
作品が仕上がって、最終的にシングルは「ひき潮」となった。
~許されたらこのまま海を見つめたまま望みます~
その年春の大阪公演。
「振り返らずここまで生きて来てた。
もう今なら昔、愛した人を、人生を振り返ってもいいですよね。
波打ち際に立ち、そう自分に問いかけた(要約)」
そう、語っていた。
~全ては夢 うたかたの夢 まるで波が 引くように~
いつか記憶に霧がかかり、夢も終わりを告げる時がくる。
~ひたすら生きていた 私が一番輝いていた
あのときの 太陽が 今でも私にふりそそぐ~
誰にであっただろう輝いてた瞬間。
過去形となったとしても、
永遠に、その人の心に降りそそぐ。
愛しくもあり、残酷でもある。
そして、それが全てなのかもしれない。
深みのある歌詞と、その世界観を引き出た楽曲、
円熟味のあるヴォーカル。
誰もが、逃れられない人生の儚さを秀抜に表現しています。
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