「1988年7月24日(土) 渡辺美里 『MISATO & THE LOVER SOUL "ribbon power"』 (第3回)西武球場」S3174


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◆更新履歴

V1.0:2015.8.5 初稿


■ 渡辺美里 『MISATO & THE LOVER SOUL "ribbon power"』
01. 1988年7月22日(木) 大阪球場
02. 1988年7月24日(土) 西武球場

◆ミュージシャン
(THE LOVER SOUL)
ベース:井上哲也
ギター:佐橋佳幸、松本光雄
ドラムス:松本淳
キーボード:柴田俊文
サックス:本田雅人、JAKE H. CONCEPTION、金城寛文
トランペット:数原晋、すがさこまさひこ

トロンボーン:清岡太郎

コーラス:岩本章江、坂井利衣


◆夢野旅人 2014.8.5

デビュー4年目、渡辺美里(当時22才)3度目の西武球場。

自分にとって初めてとなる渡辺美里の西武球場公演である。

8月には、ハウンドドックが同所で5日間公演があった年。

まだ西武球場=渡辺美里ではなく、ハウンドドックだった。


「My Revolution」のイントロと同時に、

無数の風船が空に舞い上がったオープニング。

感極まって、涙ぐみながら歌うものの、決して歌声はぶれない。

重量感ある安定感と風格さえ漂っていた。


ステージ中盤あたりで足がふらついていたファーストツアー。

どこか尖っていて危うさを感じたセカンドツアー。

若さ溢れんばかりの疾走感のサードツアー。


1988年春の代々木。

感極まってステージからアリーナに飛び降りた。

その瞬間、アリーナの客席はなだれのように前に詰めかけた。

そんな聴衆に、歌いながら、手のひらと

身動きが取れなくなめほどの力強い目力だけで静止した。


この日。

そんな彼女の印象はなかった。

安定感のある歌声で、大事な曲を丁寧に歌う「My Revolution」に、

歌のすごく上手な、健全なお姉さんという印象を受けた。


自分のおかしな見解なのかもしれないが、

歌がうますぎるのも、如何なものかとさえ思った。


荒げ削りだったり、未完成だからこそ、伝わる唄もある。
ファーストツアー以降、「My Revolution」に身動きが取れないほどぐっと来たことはない。


唯一、生では聴けなかったが翌年の西武球場での「My Revolution」。

大雨で途中で中止せざる得なかったライブで最後にアカペラで歌ったときである。

あれは生ではなくとも、素直な琴線にふれた。


とはいえ、

この日のライブは、アルバムから全曲披露され、音をはずすことはない。
さすが、渡辺美里といえるライブでした。


■演奏曲目表(セットリスト・西武球場)

【01】=『ribbon』 
01. My Revolution
02. BELIEVE 【01】
03. New Boyfriend
04. 言いだせないまま
05. ぼくでなくっちゃ 【02】
06. 悲しいね 【03】
07. 彼女の彼 【04】
08. 雨よ降らないで
09. 18才のライブ
10. Long Night
11. センチメンタル カンガルー 【05】
12. 19才の秘かな欲望 【06】
13. Resistance
14. Tokyo Calling 【07】
15. It's Tough
16. GROWIN' UP
17. 恋したっていいじゃない 【08】
--ENCORE--
18. 10 years 【09】
19. Boys Cried (あの時からかもしれない)
20. さくらの花の咲くころに 【10】
21. シャララ 【11】
22. HAPPY TOGETHER

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