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◇更新履歴
V1.0:2015.07.08 初稿
V1.1:2016.02.11 ミュージシャン等の追記、文章の修正。
■ 「LOVE」 編曲者:松原正樹
1982年5月.21日発売のアルバム『大いなる愛よ夢よ』のLP A面2曲目(CD 2曲目/全10曲)。
・楽曲試聴
http://music-book.jp/music/Artist/428033/Music/aaa0o96j
◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(AG):笛吹利明
02. ドラム:島村英二
03. ギター(EG):松原正樹
04. ベース:長岡道夫
05. キーボード:奥慶一
06. .パーカッション:斉藤ノブ
07. サックス:ジェイクH・コンセプシオン (Jake H.Concepcion)
**. ストリングス:KATOH JOE Group、tomato strings
**=アルバム『大いなる愛よ夢よ』全体のクレジット
◆2015.7.8 夢野旅人(2016.2.11修正)
アナログレコードの歌詞カード。
活字書体は大概、ゴシック(縦横の線が均等な太さのもの/一般的な標準書体)だった。
それが、アルバム『大いなる愛よ夢よ』で使われていたのは、行書体(楷書をやや崩した書体で、楷書と草書の中間)だった。
そんな歌詞カードを眺めながら針を落とした。
2曲目の「LOVE」。
耳元に囁くように歌われるポップなラブソング。、
日本文字が強調されている行書体の歌詞に、
アンバランスな新鮮味を覚えながらきいた。
~今夜は格別 すてきだね 本当さ~
格別という日本語がうた(歌詞)にのるのか・・・。
妙に関心したものでした。
~おまえの視線にまた今夜とろける
いかれてるよこんなに
高鳴る胸の痛み はりさけそうさ~
と歌う「LOVE」。
~恋は盲目 バカまる出しで
お前に惚れてた 俺らだけど~
甲斐バンドの「マリーの伝言」でも歌われているが、
男の誰もが一度は、馬鹿丸出しで女に惚れて、溺れそうになる。
千春も、そんな時期だったんだなと。
当時、横綱だった千代の富士と出会ったころだから、
とろける視線をおくるお前とは、きっと彼女のことなのだろう。
初披露は、1982年1月1日放送のラジオ「松山千春 起承転結」(録音)。
「サンバ」や「愛にまぎれて」「はまなす」と、一緒に弾き語りで歌われている。
ライブでの初演は85年夏。
その後、1987春、1989年秋でイレギュラー。
1993年秋にほぼレギュラーで歌われている。
後先を考えず、
馬鹿丸出しに、いかれられるのは若さの特権。
ご多分に漏れず、そう思い始めていたが、
一度きりの人生、誰のものでもないだろう。
誰にはばかることなく馬鹿丸出しに生きちゃえ。
と、最近とみに思うのです。
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